シラバス情報

授業科目名
情報処理基礎 (O)
(英語名)
Introduction to information Processing (O)
科目区分
全学共通科目
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
IATBO1GCA7
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度前期
担当教員
稲本 純一、松本 歩、田口 翔悟、鈴木 航、石澤 秀紘
所属
工学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標8/目標9
オフィスアワー・場所
随時・C604室(メールによる事前連絡が望ましい)
連絡先
j.inamoto@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎/4-2◎/4-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
・コンピューターの基礎的知識と基本的な操作方法を講述し、コンピューターリテラシーの基礎を習得する。全くの初心者向けレベルを想定し、基礎から講述する。
・ワープロソフトおよびプレゼンテーションソフトの使用法を理解する。
・データサイエンスの基礎となるデータ分析の基礎を理解する。
・表計算ソフトで実験データ分析の方法を実践的に学ぶ。
・高級言語の初歩を習得し、プログラミングの考え方を身につける。

到達目標
・ワープロソフトおよびプレゼンテーションソフトを操作する。
・実験データ分析を表計算ソフトで行う。
・プログラミングにより課題を解決する。
授業のサブタイトル・キーワード
コンピューターリテラシー、プログラミング、オフィスソフト、Webサイト
講義内容・授業計画
情報科学の専門家ではない自然科学系の技術者・研究者が道具としてコンピューターを使いこなすための基礎的知識、各種ソフトの使用法を習得する。

1. 総論(2回)
1) コンピューターの構造、利用者アカウントの説明、パソコンの基本操作
2) 電子メールの設定・使用法、日本語入力と漢字変換、タイピングの練習
3) Windowsの説明、基本操作、階層的ファイルシステムの理解
4) インターネットの基礎知識、Webブラウザの使用法、検索の方法について
5) 学術情報館の利用方法、電子書籍の閲覧方法、資料の検索方法

3. Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)の使用法 (8回)
1) Wordの基本操作: 文書作成、編集と整形など
2) PowerPointの基本操作: スライド作成
3) PowerPointによるプレゼンテーションの基礎と応用
4) Excelの基本操作: 主要関数の紹介および使用方法
5) Excelの応用操作: 関数グラフ作成
6) Excelの応用操作: 最小二乗法、関数フィッティング手法
7) Word & PowerPoint演習
8) Excel演習

4. インターネットの活用法 (1回)
1) HTML言語の基礎と応用

5. 高級言語入門 (3回)
1) Python入門およびプログラミングによる繰り返し処理
2) プログラミングによる条件分岐、データ可視化
3) Python演習

6. 演習とまとめ(1回)
1) 課題レポート作成

【生成AIについて】
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。実験レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。 しかし、生成系AIによる出力結果をそのままレポートとして提出してはいけない。出力結果については、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが必要である。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は、レポートの再提出を求めることがある。
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教科書
講義ごとに必要な資料を配布する。
参考文献
Microsoft Office 2021を使った情報リテラシーの基礎、切田節子ら、近代科学社
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・配布資料を事前に通読する(20 h)
【復習】課題作成(15回、15 h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・配布資料を読み直し(25 h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】毎回の授業の終わりにその授業内容に関する演習課題を課し、その内容で評価する。

課題・試験結果の開示方法
原則として毎回の授業の最後に課題を課す
課題の解答については、原則次の講義内で解説する
特に理解が不十分であると判断した部分については時間をかけて詳細な解説を行う

履修上の注意・履修要件
・やむを得ず欠席する場合は授業開始前までに担当教員にメールなどで連絡し事情を説明すること。3回以上の欠席は不合格とする。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。