教員名 : 多田 和也
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授業科目名
有機エレクトロニクス
(英語名)
Organic Electronics
科目区分
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電気物性工学専攻科目・選択
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETML5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
多田 和也
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標7/目標9
オフィスアワー・場所
水曜日12:00〜13:00 B312研究室
連絡先
tada@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
1◎/2〇/3〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどに代表されるように,有機物を主役としたエレクトロニクス技術が実用化されている。これらは有機物を誘電体や半導体として用いているが,セラミックスやシリコンなどの無機物にはない特徴を利用している。本講義では,このような有機物をエレクトロニクス材料として活用する際の基礎的な考え方について説明する。
【到達目標】有機材料をディスプレイ素子,トランジスタ,太陽電池などのエレクトロニクス素子に応用する際の基礎的な考え方を説明できるようになる。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:π電子系,有機半導体,導電性高分子,ドーピング,有機EL,有機太陽電池,有機トランジスタ
講義内容・授業計画
【講義内容】
主に導電性高分子を対象として,無機半導体と有機半導体の考え方の違いや,有機材料特有の現象に重点を置いて,有機エレクトロニクスの基礎について解説する。 【授業計画】 1.電気と物質 2.バンド構造の基礎 3.化学構造と導電性 4.バンド構造と導電性 5.π電子系のエネルギー 6.無機半導体と有機半導体の違い 7.導電性高分子のドーピング 8.物質の誘電性 9.フィルム化と可溶性 10.電気化学デバイスとアクチュエータ 11.有機EL素子 12.有機太陽電池 13.有機トランジスタ 14.最近の研究例の紹介 15.まとめとレポート課題の説明 生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
適宜プリント(日本語)を配布する。
参考文献
導電性高分子のはなし,吉野勝美著,日刊工業新聞社
高分子EL材料, 大西敏博, 小山珠美共著,共立出版 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する教材を事前読み込み・視聴(20h)
【復習】レポート作成(3回、20h),講義内容の理解を深め定着させるために配布資料・ノートを読み直し(20h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき,S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する。
【成績評価の方法】提出物50%,受講態度50%を基準として総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
最終レポートについては,問い合わせがあれば採点結果を開示する。それ以外のレポートについては,授業中に解説を行い,講評を加える。
履修上の注意・履修要件
・病気などでやむを得ず欠席する場合は,診断書(コピー可)を提出すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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