シラバス情報

授業科目名
レーザーエネルギー工学
(英語名)
Laser Energy Engineering
科目区分
対象学生
工学部
学年
1年
ナンバリングコード
HETML5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
古賀 麻由子
所属
大学院工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
講義終了後・B317
連絡先
koga@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2◎/3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
21世紀は光の時代と言われている。1960年代に発明されたレーザーはその後進化を続け、その光科学技術は工学応用から核融合研究まで幅広い研究分野に展開されている。本講義は光、レーザーについて学び、レーザーを用いた研究への理解を深めることを目的とする。
【到達目標】光に関する物理的知識、レーザー生成プラズマに関する基礎知識を身につけ、適宜研究に適用できる。またこれらに関連した情報を自ら調査して理解し、他者にわかりやすく説明できる。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:光、レーザー、レーザープラズマについて理解する
キーワード:光、レーザー、高エネルギー密度科学
講義内容・授業計画
【教育内容】
光の性質、レーザーの原理、光と物質の相互作用について学んだ後、レーザー生成プラズマ研究の最前線について紹介する。

【授業計画】
1.概要、光とは何か
2.光の屈折、反射、透過、偏光、ブリュースター角
3.レーザーの特徴、レーザーの原理、レーザーの歴史
4.コヒーレントな光を生み出す方法
5.レーザーの種類
6.レーザーのパラメータ(パルス幅、スペクトル幅、集光特性)
7.パルスレーザーを構成する物
8.レーザの応用
9.レーザー核融合の物理ー光と物質の相互作用(光の吸収)
10.レーザー核融合の物理ー光と物質の相互作用2(非線形光学過程)
11.レーザー生成プラズマ計測技術
12.レーザー生成プラズマの最新研究紹介(極端紫外光源等)
13.レーザー生成プラズマの最新研究紹介2(レーザー核融合)
14.レーザー生成プラズマの最新研究紹介3(高エネルギー密度物理)
15.プレゼンテーション演習

一部の講義がオンライン講義となる可能性がある。その場合は事前に周知する。通信等受講状況に不安がある場合は、その時点で教員または学務所轄課に相談すること。
教科書
使用しない
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前学習】ユニバーサルパスポートより講義内容のスライドをダウンロードして読み、疑問に思う点、重点的に聞いておきたい点に印をつける(30h)。
【事後学習】講義内容の理解を深め定着させるために講義内容のスライド、講義中のノートの記録を見返す(30h)。
アクティブ・ラーニングの内容
与えられたテーマについてプレゼンテーションし、聴衆側学生と互いに議論する時間を設ける。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
光に関して物理的に理解し、レーザー生成プラズマに関する基礎知識を身に着けた者に単位を授与する。
到達目標に記載する能力(知識、思考力、表現力等)の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
課題の作成に際して、生成系 AI を使用したことが判明した場合は、単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。

【成績評価の方法】
プレゼンテーション演習の結果を基準として、受講態度を含めて総合的に判断する。
課題・試験結果の開示方法
プレゼンテーション演習の講評は講義時間中に行う。
履修上の注意・履修要件
授業欠席の際には必ず教員に連絡し、後日証明書(病気怪我の場合は診断書、病院の領収書、忌引きの場合は会葬礼状等(いずれもコピー可))を提出してください。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。