教員名 : 阿保 政義
|
授業科目名
トライボロジー
(英語名)
Tribology
科目区分
ー
機械工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMK5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
阿保 政義
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9/目標12
オフィスアワー・場所
随時 メールによる事前連絡が望ましい 場所はC132研究室
連絡先
abo@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
○講義目的
摩擦,摩耗,潤滑などトライボロジーの基礎的な事項を習得し,将来技術者としてトライボロジーに関する具体的な諸問題に対処できる能力を醸成する. ○到達目標 トライボロジーの基礎を習得し,ニュートン力学が適用困難な摩擦現象を説明できること.例えば斜面上の物体に働く静,動摩擦力や円柱に巻かれたベルトについてオイラーのベルト公式を導出,あるいはレイノルズの流体潤滑理論を使って相対運動する2面間の微小すきま内に発生する流れ速度の分布,せん断応力分布,圧力分布を導出できること,である. 授業のサブタイトル・キーワード
トライボロジー,摩擦,摩耗,潤滑
講義内容・授業計画
○講義内容
本講義では,摩擦・摩耗・潤滑など物体の接触によって喚起されるトライボロジー的な諸問題について,その解決方法となる基礎的原理を論述する.まず材料表面の種々の性質を解説し,表面間の相互作用で発生する複雑な摩擦・摩耗現象の分類するとともに,潤滑など摩擦・摩耗の抑制制御法についても解説し,機器要素の摩擦部分の設計指針を説明する. ○授業計画 1.トライボロジーの意義 2.固体表面と接触(1) 3.固体表面と接触(2) 4.固体表面間の摩擦(1) 5.固体表面間の摩擦(2) 6.固体表面の摩耗(1) 7.固体表面の摩耗(2) 8.流体潤滑(1) 9.流体潤滑(2) 10.流体潤滑(3) 11.境界潤滑と混合潤滑(1) 12.境界潤滑と混合潤滑(2) 13.表面改質技術 14.トライボロジーの現在技術への応用 15.最近のトライボロジー論文の紹介 生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと.課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり,事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い.しかし,生成系AIの出力した内容について,事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である. 教科書
佐々木信也ほか6名著,はじめてのトライボロジー,講談社
参考文献
随時提供
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの部分を事前読み込み(15h)、質問対策の準備(5h)
【復習】授業中の簡単なレポート作成(15回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト読み直し(15h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
○成績の評価方法・評価基準
課題のプレゼンテーション(10%),レポート・小テスト(90%)を基準として,受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する. 課題・試験結果の開示方法
時間内レポートは、原則次の講義内で解説する。
時間内レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。 定期試験は、行わない。 履修上の注意・履修要件
第1回目の講義に参加し,履修の意思を確認すること
本講義は出席回数が15回の講義に対して2/3以上の出席が無いと単位認定できない.病欠も含めて5回以上の欠席者は事前に連絡し、追加課題等の予備的な措置を必ず受けること。 実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|