教員名 : 乾 徳夫
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授業科目名
計算物理
(英語名)
Computational Physics
科目区分
専門教育科目
材料・放射光工学専攻
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMH5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
乾 徳夫
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9
オフィスアワー・場所
火曜4限・6号館4F6404
連絡先
inui@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
講義目的
物理現象を数値的に解明するのに必要な手法について講義し, 数式処理ソフトを活用した演習も行う. 達成目標 計算機を活用することにより,物理・工学に関する問題についてデータ処理,数値解析,プレゼンテーションができること. 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:物理のシミュレーション
キワード:数値解析,量子力学,Python 講義内容・授業計画
科目の位置付け、教育内容・方法
マテリアル物性の理解には少数の物理法則からモデルを考案し、そのモデルに数理的な解析手段を適用することが必要である.従って, できるだけ多くの解析手段を道具として持っていることは, より深い理解と新たな視点を与える.特に、シミュレーションは現代工学において重要な解析手段である。 本講義では物理の解析に必要な手段を数値的なものに焦点を定めて説明する.pythonを利用したシミュレーションや数値解析ができることを目標とする. 授業計画 1. pythonを用いた数値計算(テイラー展開) 2. pythonを用いた数値計算(方程式の根) 3. pythonを用いた数値計算(数値積分) 4. pythonを用いた数値計算(常微分方程式) 5. ブラウン運動 6. モンテカルロシミュレーション 7. データ処理 8. 量子力学の復習 9. 量子力学 1: 電子波束 10. 量子力学 2:井戸型ポテンシャルの電子 11. 量子力学 3:静電場中の電子 12. 量子力学 4:原子の光励起 13. 量子力学 5:量子ビット 14. 量子力学 6:2重井戸型ポテンシャルの電子 15. 課題発表 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。 生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。 生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、 又は認定を取り消すことがある。 教科書
適時講義資料を配布する.
参考文献
「数値計算」,高橋大輔,岩波書店
「コンピュータシミュレーション」,上田 顕著,朝倉書店 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】配布する補助教材を読み,不明な点は講義中に質問できるように準備(2時間15回,30h)
【復習】計算を含むレポート作成(4時間5回、20h) 【プレゼン準備】プレゼンの準備(1回、10h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】 計算物理の基礎(数値積分,微分方程式の数値解法)を理解して,量子力学の問題を数値的に解くことができる者に対して,その理解度に基づき S(90点以上), A(80点以上), B(70点以上), C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する. 【⽅法】 レポート50%,プレゼン50%を基準として,受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する. 課題・試験結果の開示方法
プレゼンに関してはそれぞれにたいしてコメントを付す.
履修上の注意・履修要件
pythonをプログラミングを行う.また,輪講形式の発表を一部導入する.
パソコンを利用するのでパスワードについて確認しておくこと. 実践的教育
該当しない
備考
本科目は、高等学校教諭専修免許状の工業に区分され、教科に関する科目である。 英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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