シラバス情報

授業科目名
分子システム化学
(英語名)
Chemistry of Molecular Systems
科目区分
応用化学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMO5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
中村 光伸
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
木曜18:00〜19:30・書写C632研究室
(メールによる事前連絡が望ましい)
連絡先
mitunobu@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的:分子システム化学は単分子の構造や機能などの基本的な概念を組み合わせることによって実現される学問である。ここでは複数の分子から精密に構築された分子集合体・組織体の機能を集積する分子システムについて基本的な概念や展開についての講義を行う。特に動的分子システムの設計と機能発現、システム化のコンセプトについて最新の研究例を取り上げて解説する。
到達目標:この講義で組織化のキーコンセプトとそれに伴う機能発現について理解し、独創的なアイデアを生み出すことができるようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
科目の位置付け、教育内容・方法
 動的分子システムの設計と機能発現、さらにはシステム化のコンセプトについて具体的且つ基礎的に最新の研究例や原著論文をとりあげて解説する。
授業計画
1.水素素結合型分子システム
2.核酸型分子システム
3.ポリペプチド型分子システム 
4.超分子集積錯体システム        
5.レドックス型分システム   
6.ロタクサン、カナテン分子システム
7.動的分子集合体システム   
8.金属錯体集積型分子システム
9.超分子光化学       
10.超分子デンドリマーシステム
11.分子機械システム    
12.分子システムにおける機能発現
13.分子の集積化と機能化  
14.機能材料への応用
15.まとめ

生成系AIの利用
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。しかし、生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。
教科書
プリントを配布する。
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して配布するプリントの事前読み込み(30h)。
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにプリントの読み直し(30h)。
アクティブ・ラーニングの内容
少人数のアクティブ・ラーニングは実施していないが、ユニバーサルパスポートを通じて授業計画を事前に掲示して事前学習を促したりしている。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
分子システム化学を理解、習得した者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じて、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績で評価する。
【成績評価の方法】
レポートを基準として、受講態度を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す。

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。