シラバス情報

授業科目名
移動現象工学
(英語名)
Transport Phenomena
科目区分
化学工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMP5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
新船 幸二
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9
オフィスアワー・場所
金曜12:10〜13:00・C403室
連絡先
arafune@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
2◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
 運動量・熱・物質移動現象について学習し、現象のモデル化、定式化する能力を修得させると共に、実際の製造プロセスとの関連性を意識し、統一的な理解を深めさせることを目的とする。

【達成目標】
 移動現象の概念を説明することができ、かつ現象をモデル化出来るようになること。またモデルを解析的および数値的に解くことが出来るようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
流体力学、伝熱工学、反応工学
講義内容・授業計画
【講義内容】 本講義では熱・物質・運動量の移動に関する基礎方程式の導出、モデル化・定式化した現象の解析等について、例題を交えながら講義・解説をする。

【授業計画】
 1.移動現象論の位置付け、移動現象解析に用いる数学
 2.収支式の立て方、基礎方程式の導出(1)
 3.基礎方程式の導出(2)
 4.基礎方程式の導出(3)
 5.熱移動(1)
 6.熱移動(2)
 7.中間まとめ
 8.物質移動(1)
 9.物質移動(2)
10.運動量移動(1)
11.運動量移動(2)
12.流動場における熱・物質移動現象(1)
13.流動場における熱・物質移動現象(2)
14.流動場における熱・物質移動現象(3)
15.移動現象の数値解析

* パソコンの使用:毎回使用予定
教科書
内容が学際的であるため、特に指定はない。参考文献の使用を推奨する。
参考文献
「移動現象」、「輸送現象」などのキーワードの含まれる図書。
B.Bird, W.E.Stewart, E.N.Lightfoot , “Transport Phenomena, Second ed.”, John Wiley & Sons, INC. (USA)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】次回講義の内容について、事前に調査および読み込みを行う(15h)。
【復習】課題に対するレポートの作成(45h)。
アクティブ・ラーニングの内容
学生自身による説明および質疑応答を行うグループワークを取り入れる。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】 移動現象の概念を理解し、現象をモデル化出来る、かつ簡易な系に関しては、モデルを解析的に解くことが出来る者に単位を付与する。なお、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてS(90点以上), A(80点以上), B(70点以上), C(60点以上), により成績評価を行う。

【成績評価の方法】
 レポートにより評価する。
課題・試験結果の開示方法
課題(レポート)については、原則次の講義内で解説・講評する。

履修上の注意・履修要件
修得しておくことが望ましい科目:流体力学、移動現象論
関数電卓を持参のこと。


実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。