シラバス情報

授業科目名
物質エネルギー工学特別講義
(英語名)
Seminar for Material and Energy
科目区分
化学工学専攻科目(選択)
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETMP5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
伊藤 和宏、八重 真治、嶺重 温、岸 肇、前田 光治、山本 拓司
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9/目標12
オフィスアワー・場所
「履修の手引き」(オフィスアワー一覧)を参照してください。
連絡先
ユニバーサルパスポート(クラスプロファイルの授業Q&A)から連絡してください

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
3◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
物質の創製と変換に伴うエネルギーの出入りを基礎的観点から、あるいは応用的観点から、各講師の専門分野について分かりやすく講義する。具体的には金属による製膜技術及び金属の腐食・防食技術の進歩、ソフト溶液化学による省エネルギープロセスの開発、環境問題に配慮した水素エネルギーシステムの構築、燃料電池やリチウムイオン電池等の各種電池材料の機能と設計等について取り上げ、最新のトピックスを交えながら、研究の現状と展望について講義する。

【到達目標】
・物質創成やエネルギー変換などについて、応用的な知見を詳細に説明できる(知能・技能)
・豊富な研究例から得た工学に対する高い倫理観を自らの修士論文研究に応用する(思考力・判断力)
授業のサブタイトル・キーワード
クリーンエネルギー、産業への革新技術、気候変動対策への工学的アプローチ
講義内容・授業計画
【講義内容】
低位エネルギー資源からの地球に負荷をかけない高効率エネルギー変換方法の基礎理論と材料開発について以下の内容で講義する。

【授業計画】
1.授業計画、評価基準、研究倫理などに関するガイダンス
2,3.循環型社会における物質とエネルギーの有効利用とその取り組みについて講述する 。(山本(宏))
4,5.コロイドやゲル,結晶の機能性新材料の研究展開について講述する。(山本(拓))
6,7.高圧力技術ついて講述する。(前田)
8,9.高分子材料の最新分野について講述する。(岸)
10,11.発電などエネルギー技術の展開について流体工学的な視点から講述する。(伊藤)
12,13.固体表面,電解質溶液の最新分野について講述する。(八重)
14,15.燃料電池の最新分野について講述する。(嶺重)

※定期試験について:定期試験は実施しない
※パソコンの使用について:使用しない
※生成系AIの利用について:生成系AIの使用について各講師から指示があれば、その範囲内で使用すること。課題・レポート等は学生本人が作成することを前提としており、生成系AIの出力をそのまま提出することは原則認めない。不正に生成系AIを使用したことが判明した場合は単位を認定しないことがあるので、注意すること。

教科書
教科書は使用せず、講義資料・プリントを配布する
参考文献
ベーシック化学工学,橋本健治,化学同人
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】ユニバーサルパスポート等で配布する講義資料の事前読み込み(1h×14週)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるための講義資料の読み直し、関連事項の調査(1.5h×15週)
    レポート作成(3.5h×7回)

合計:61 h
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
講義内容を理解し、与えられたレポート課題について期日までに詳細な報告ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力)の到達度に基づきS>90%, A>80%, B>70%, C>60%による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
各講師がレポート課題あるいは小テストを実施する(合計7回)
これらの評価の合計を100%として、受講態度(積極的な質問、広範な調査報告等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能、あるいは口頭などにより、各講師より伝える。

履修上の注意・履修要件
・講義資料や授業中に指示した課題を中心に、新聞やインターネット等も活用して、十分な予習・復習を行うこと。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。