教員名 : 本多 信一
|
授業科目名
計測工学講究Ⅱ
(英語名)
Advanced Researches on Measurement Ⅱ
科目区分
ー
電気物性工学、電子情報工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDA7MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
本多 信一、豊田 紀章、藤井 俊治郎
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・B411(本多),随時・B608(豊田),随時・B513(藤井)
連絡先
s-honda@eng.u-hyogo.ac.jp(本多), ntoyoda@eng.u-hyogo.ac.jp(豊田), fujii@eng.u-hyogo.ac.jp(藤井)
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
1◎/2◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
講義目的
放射線の物質との相互作用を述べるとともに、放射線を用いた研究で必要不可欠であるX線、γ線を含む粒子線測定方法、検出器の原理を含むその高度解析法について言及する。イオン、放射光(X線)、γ線を利用した最先端の物性研究とその解析法について講義し、研究者としての素養も養えるよう指導する。 到達目標 イオン、X線、γ線等高度利用技術について説明できる。また、それらの技術を用いて解析ができる。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
最近における加速器科学、工学の発展はめざましく、広範な応用分野で加速器の利用がされている。電子、イオンおよび放射光が材料物性研究等に使用されるようになった。各種放射線発生装置の原理とその特徴を解説し、これら放射線を利用した材料物性等への応用研究について言及する。
研究の方法を大別すると、光子、粒子線をプローブとし、量子線と物質の相互作用を既知であるとして、物質の応答の様子により物の性質を探る研究と、量子線と物質の相互作用の仕方に重点をおいて、現象を探索する研究がある。放射線の種類、エネルギー、物質との相互作用(基礎過程)により発生する結果、その測定原理と検出法、測定装置の概略、解析処理法とその技術について例を上げて言及する。 (本多信一教授)5回 1. 高速イオン散乱法の基礎 2. 高速イオン散乱法による組成分析と深さプロファイル 3. 高速イオン散乱法による表面及び界面の評価 (豊田紀章教授)5回 1. 材料評価で利用されるイオン・固体相互作用について 2. イオンビームによる評価技術の基礎 3. イオンビームによる材料物性評価の実例 (藤井俊治郎准教授)5回 1. 低速イオン散乱法による表面及び界面の評価 2. 低速イオン散乱法による組成分析と構造解析 3. 低速イオン散乱法による材料物性評価の実例 教科書
参考文献
「粒子線物理学」 (山崎泰規著 丸善)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】講義資料の該当部分を事前読み込み(15h)【復習】レポート課題作成(45h)
アクティブ・ラーニングの内容
講義中に学生からのプレゼンテーションを行い、能動的な学習を進める。
成績評価の基準・方法
主要項目についてレポートを課す。レポート(100)で評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポート課題については講義中またはユニバーサルパスポートを利用して講評を示す。
履修上の注意・履修要件
レポート等の作成に生成系AIを用いないこと。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
|