シラバス情報

授業科目名
機械工学セミナーⅠ
(英語名)
Seminar of Mechanical Engineering Ⅰ
科目区分
機械工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDK7MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
井上 尚三、日下 正広、木之下 博
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・担当者居室
連絡先
inoue@eng.u-hyogo.ac.jp(井上)
kusaka@eng.u-hyogo.ac.jp(日下)
kinoshita@eng.u-hyogo.ac.jp(木之下)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
在来のマクロな機械材料の材料力学的な評価に加え、マイクロマシンに用いられるようなミクロ材料の創成とその機械的性質などの評価・解析手法について、 最近の知識を横断的に習得させることを目的とする。

【到達目標】
最先端の機械材料の評価技術についての知識を得るとともに、それらを実際に応用できること。
授業のサブタイトル・キーワード
最先端の機械材料の評価技術、薄膜工学
講義内容・授業計画
(オムニバス方式)
1-5週 超音波による非破壊材料評価学 (日下正広 准教授):
 固体中で弾性波として伝播する超音波は,固体の機械的特性や力学的状態に依存する。この音弾性原理に基づいた最新の超音波による材料的・力学的評価法を理解させることを目的として講義する。

6-10週 ナノ・マイクロトライボロジー演習 (木之下 博 教授):
 身の回りにある機械機器の荷重は数十Nレベルであるが,マイクロマシンやMEMSなどの微小な機械では荷重はマイクロニュートンレベルとなる。そのような荷重
レベルでの特異な潤滑特性(トライボロジー)について演習する。さらに原子同士のナノレベルのトライボロジーについても演習する。

11-15週 機能性薄膜 (井上尚三 教授):
 マイクロマシンの実現にはミクロンオーダーの機能性材料をいかに制御性よく合成するかがポイントである。 ここでは,傾斜機能材料や耐摩耗性コーティングを始めとする機能性薄膜の合成方法とその評価方法に関する最近の研究成果について講義し,その将来を展望する。

教科書
適宜、プリントを用いる
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの部分を事前読み込み(30h)
【復習】レポート作成(15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・を読み直し(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
最先端の機械材料の評価技術についての知識を得るとともに、それらを実際に応用できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を与える。

【成績評価の方法】
それぞれの担当者へのレポートをもとに評価する。


生成系AIの利用について:
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。

課題・試験結果の開示方法
レポートは、講義の中で講評する。

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
※本学の配付資料を参照してください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。