シラバス情報

授業科目名
機械工学セミナーⅣ
(英語名)
Seminar Ⅳ of Mechanical Engineering
科目区分
機械工学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDK7MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
原田 泰典、木村 真晃、布引 雅之、高垣 直尚
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
随時・担当者居室
連絡先
nunobiki@eng.u-hyogo.ac.jp
mkimura@eng.u-hyogo.ac.jp
harada@eng.u-hyogo.ac.jp
takagaki@eng.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的
在来の加工技術および特殊加工技術、それらの複合加工技術について、加工原理、加工特性、材料的・力学的な評価・解析手法および自動化・知能化技術について、最近の知識を横断的に説明できる。また、コミュニケーション能力を実施する。

達成目標
この講義では、流体機械(流体工学)・最先端の変形(塑性加工)・付加(接合加工)・除去加工(切削加工、レーザー加工)ならびに評価技術についての知識を得るとともに、それらを実際に応用できる力をディスカッションやプレゼンテーションなどで実演する。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル
一般加工技術や特殊加工技術について学ぶ

キーワード
流体工学、塑性加工学、接合加工学、切削加工学、レーザー加工学
講義内容・授業計画
(オムニバス形式)
1〜4週 (高垣直尚 教授) 波動を伴う流体機械:
 流体機械の多くは波動・振動を伴い、時として機器の破損など、重大事故の原因となる。ここでは、特に二種類の液体や気体と液体の界面に生成される界面波に着目し、流体中の界面波現象について講義と演習を行う。

5〜8週 (布引雅之 准教授) レーザ加工システム:
 レーザ光を用いて各種の材料を非接触で加工できるレーザ加工技術を取り上げ,レーザの動作原理、種類、構造について解説するとともに,工業分野における各応用技術であるレーザ切断・レーザ接合・レーザ改質などの加工原理について講義する。また,最近のレーザ加工技術の研究動向に関するトピックスを述べる。

9〜12週 (木村真晃 准教授) ものづくりのための異材接合技術:
 2種類の主として金属材料を組み合わせて作製される異材継手は,今世紀のものづくりの発展のためには必要不可欠である。ここでは,異材継手の工業的な意味,作製・接合方法,異材継手の接合界面に生じる機械的および金属学的特性の問題点(基礎現象,応力・ひずみ分布,中間層の生成現象等)について,最新の研究成果をおりまぜて解説し,その理解を深める。

13〜15週 (原田泰典 教授) 金属材料の塑性加工:
 自動車や電気製品など,ほとんどの金属製品が塑性加工の過程を経て製造されている。塑性変形した材料の強度は,材質のほかに温度やひずみ速度などの外的条件によっても変化する。金属材料の塑性変形における力学的挙動について,講義と演習を行う。



⽣成系AIの利⽤:⽣成系AIの利⽤については教員の指⽰に従うこと.⽣成系AIによる出⼒結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない.⽣成系AIによる出⼒をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,⼜は認定を取り消すことがある.

教科書
適宜、プリントを用いる
参考文献
適宜、関連献を文献を紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト・オンデマンド教材の部分を事前読み込み(15h)、プレゼンテーションの準備(5h)
【復習】レポート作成(5回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・オンデマンド教材を読み直し(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
それぞれの担当者へのレポートやプレゼンテーションをもとに評価する。
課題・試験結果の開示方法
小テストの実施の場合は、原則次の講義内で解説する。
レポートは、それぞれにコメントを付して返し、また優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。最終レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す。
定期試験を実施した場合は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。
また、全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

履修上の注意・履修要件
各担当教員の履修要件に従うこと。


実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。