教員名 : 今高 寛晃
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授業科目名
生物分子化学講究
(英語名)
Advanced Chemistry of Biomolecules
科目区分
ー
応用化学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDO7MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
今高 寛晃、武尾 正弘、町田 幸大
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
随時・担当者居室
連絡先
工学研究科・応用化学専攻の今高寛晃・武尾正弘へ問い合わせること。
履修の手引き記載のe-mailアドレスを参照すること。 対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
3◎/2〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
目的:酵素反応、 情報伝達、 物質輸送など生体系の持つ特異的な機能と構造の関係を有機化学・分子生物学を重視した立場から解説し、 研究者としての素養を養うとともに、自立できる研究を計画立案し、討論する。そのことにより学際的領域に踏み込んだ研究課題を体験させ、社会から求められる研究・技術開発に高い倫理観を持って適応できる能力を身につけさせる。
目標:酵素反応、 情報伝達、 物質輸送などに関し有機化学・分子生物学を重視した立場から解説し、高度な研究計画立案する。それにより社会から求められる研究・技術開発を高い倫理観を持って行う。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容
生体関連物質の触媒機能、 分子認識機構、 さらに生体機能を持つ類似化合物の分子設計と合成を紹介するとともに、 生物環境化学的立場から、 化学物質の生分解性、 生体への影響などに関する先端的研究を解説する。 授業計画 (オムニバス方式) 1.化学物質の生分解性評価と生分解性材料の設計:有機化学物質の生分解性を評価する方法と環境に負荷をかけない生分解性材料の設計について、 最新の原著論文の講読などを通して理解させる。(武尾正弘) 2.生体関連物質の触媒作用:光合成のシステムの理解のために、生体物質類似の電子伝達触媒の合成と機能について概説する。また、生体内の反応を模倣した触媒作用について紹介する。(今高寛晃) 3.環境に負荷をかけない生分解性材料の設計について、 最新の原著論文の講読などを通して理解させる。(武尾正弘) 4.生体関連物質の触媒作用:呼吸のシステムの理解のために、生体物質類似の電子伝達触媒の合成と機能について概説する。また、生体内の反応を模倣した触媒作用について紹介する。(今高寛晃) 5.化学物質の生分解性評価と生分解性材料の設計:有機化学物質の生分解性を評価する方法と環境に負荷をかけない生分解性材料の設計について(武尾正弘) 6.生体関連物質の触媒作用:脂肪酸のシステムの理解のために、生体物質類似の電子伝達触媒の合成と機能について概説する。また、生体内の反応を模倣した触媒作用について紹介する。(今高寛晃) 7.有機化学物質の生分解性を評価する方法と環境に負荷をかけない生分解性材料の設計について、 最新の原著論文の講読などを通して理解させる。(武尾正弘) 8.生体関連物質の触媒作用:膜のシステムの理解のために、生体物質類似の電子伝達触媒の合成と機能について概説する。また、生体内の反応を模倣した触媒作用について紹介する。(今高寛晃) 9.化学物質の生分解性評価と生分解性材料の設計:有機化学物質の生分解性を評価する方法と環境に負荷をかけない生分解性材料の設計について、 最新の原著論文の講読などを通して理解させる2。(武尾正弘) 10.生体関連物質の触媒作用:細胞のシステムの理解のために、生体物質類似の電子伝達触媒の合成と機能について概説する。また、生体内の反応を模倣した触媒作用について紹介する。(今高寛晃) 11.化学物質の生分解性評価と生分解性材料の設計:有機化学物質の生分解性を評価する方法と環境に負荷をかけない生分解性材料の設計について、 最新の原著論文の講読などを通して理解させる2。(武尾正弘) 12.生体関連物質の触媒作用:循環のシステムの理解のために、生体物質類似の電子伝達触媒の合成と機能について概説する。また、生体内の反応を模倣した触媒作用について紹介する。(今高寛晃) 13.化学物質の生分解性評価と生分解性材料の設計:有機化学物質の生分解性を評価する方法と環境に負荷をかけない生分解性材料の設計について、 最新の原著論文の講読などを通して理解させる3。(武尾正弘) 14.生体関連物質の触媒作用:神経のシステムの理解のために、生体物質類似の電子伝達触媒の合成と機能について概説する。また、生体内の反応を模倣した触媒作用について紹介する。(今高寛晃) 15.総括 生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
なし
参考文献
科学雑誌:Nature, Science最新号
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】各授業分野に関する論文を各自で調べ読む(30h) 【復習】講義内容の理解を深め定着させるため指定された論文などを読む(30h) アクティブ・ラーニングの内容
授業中の質問に対し、適切に答える。 成績評価の基準・方法
講義目的・達成目標に記載した内容の達成度に基づき、S(90 点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)とする。発表(50%)、レポート(50%)とする
課題・試験結果の開示方法
レポートなどに関し各担当者が直接コメントを与える
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
※本学の配付資料を参照してください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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