シラバス情報

授業科目名
精密分析学特別講究
(英語名)
Recent Advanced Analytical Science
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDO7MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
村松 康司
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
村松 平日12:00〜18:00
C605

連絡先
村松
murama@eng.u-hyogo.ac.jp


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】新規な機能性材料の物理化学的性質には、固体の結晶構造や電子構造、微視的な表面及び界面の相互作用、電子やイオン伝導、またエネルギー変換特性などの特徴的な諸物性が関係する。固体の構造特性に関する最新の分析法を理解し,特別研究の更なる発展への知識を得ることを目的とする。
【到達目標】最新の材料分析技術を学び,その分析技術を利用した研究テーマを発掘し実行する。


授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
本講究では、これらの諸物性を理解するために必要な物理化学的性質を反応という側面から本質的に説明する。また、このような新規な機能性材料の創製法やその機能の発現機構を解説するとともに、その応用と展望について最新の文献を紹介し、その内容と成果について論じる。
【オムニバス方 式】
【村松康司】炭素機能材料に おける電子・化学状態とその精密計測技術について解説する。具体的には,精密X線分光法と分子軌道法によるX線スペクトル解析法について論じる。
1 X線分光技術1
2 X線分光技術2
3 放射光分光技術1
4 放射光分光技術2
5 X線分光計測技術1
6 X線分光計測技術2
7 軟X線吸収分光計測技術1
8 軟X線吸収分光計測技術2
9 スペクトル解析技術1
10 スペクトル解析技術2
11 第一原理計算技術1
12 第一原理計算技術2
13 分子動力学計算技術1
14 分子動力学計算技術2
15 総括
この授業においては生成AIの利用を予定していない。

教科書
『X線分光法』 辻幸一・村松康司共編著(講談社サイエンティフィック, 2018)
事前配布資料および最新の文献
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する資料の事前読み込み
【復習】関連論文の読み込み
アクティブ・ラーニングの内容
実施しない。
成績評価の基準・方法
レポート課題を課す。ただし,生成系AIを利用できるようなレポートを課す予定はない。

講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づきレポートの出来を,S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)として評価する。
課題・試験結果の開示方法

レポートは、それぞれにコメントを付して返す。

履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。