教員名 : 松尾 吉晃
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授業科目名
物性化学セミナー
(英語名)
Seminar of Physical and Chemical Properties of Inorganic Materials
科目区分
ー
応用化学専攻科目
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDA7MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
松尾 吉晃
所属
工学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標9
オフィスアワー・場所
水曜日17:00-18:00・姫路工学キャンパスC603室
連絡先
ymatsuo@eng.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
2◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
講義目的
結晶やガラスなどに見られる無機物質や無機材料などは興味ある電子物性、光物性、光電子機能、導電性などの機能を有している。本セミナーでは、これら特異な機能を有する無機物質や無機材料などの分子設計と合成及び構造について説明し、これらの構造と物性の関連について討論する。また、これらの特性を生かした材料開発の最近の研究動向についても講義し、学生たちが独立した研究者として育つよう教育することを目的する。 到達目標 無機材料の優れた電子物性、光物性、光電子機能、導電性などの機能とその由来を説明できるとともに、新たな無機材料を設計、創成することができる。また、これらの特性を生かしたデバイスを構築しそれらの評価を行うための計画を立てることができる。 授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
講義内容
反応物理化学講究において紹介される機能性無機材料をのぞく、電子物性、光物性、光電子機能、導電性などの機能を有する無機材料をとりあげ、それらの材料設計、合成法、物性及びその評価方法について詳述する。また、それらの機能性無機材料の応用と展開について最新の研究成果をもとに解説する。 授業計画 1. 履修ガイダンス 2. エネルギー変換材料 3. 太陽光発電の原理とクリーンエネルギー 4. 水素エネルギーシステム 5. 水素貯蔵材料 6. 電気二重層キャパシタ 7. リチウムイオン電池 8. 革新電池 9.多孔質材料の種類と特性 10.多孔質材料の合成 11.多孔質材料の応用 12. 層状化合物の種類と性質の設計 13. 分子認識材料としての層状化合物 14. 層状化合物の応用事例 15. レポートの講評 レポート作成時の生成AIの利用は認めない。 教科書
ユニバーサルパスポートより資料を配布する
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する教材を事前に読み込む(15h)
【復習】レポートを作成する(5回、15h)、講義内容の理解を深め定着させるために教材を読み直す(15h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 成績評価の方法 レポートを課し、機能性無機材料の基本特性が理解できているか、論理的に記述できているかの観点から評価する。 課題・試験結果の開示方法
レポートは、それぞれにコメントを付して返却する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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