教員名 : 伊藤 和宏
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授業科目名
環境エネルギー工学セミナー
(英語名)
Seminar on Environment and Energy Engineering
科目区分
ー
化学工学専攻博士後期課程
対象学生
工学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HETDA7MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
伊藤 和宏、岸 肇、前田 光治、柿部 剛史
所属
工学研究科 化学工学専攻
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標13
オフィスアワー・場所
「履修の手引き」(オフィスアワー一覧)を参照してください。
連絡先
ユニバーサルパスポート(クラスプロファイルの授業Q&A)から連絡してください。
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
2◎
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
地球温暖化にみられるように、エネルギー資源と環境に関する諸問題はますます重要になっている。本セミナーでは、環境に優しいグリーンケミストリーなど物質設計の考え方や自然エネルギーの有効利用法について論述し、環境技術および自然エネルギー利用技術の基礎とその応用について議論する。 【到達目標】 ・化学物質のライフサイクル(製造・使用・廃棄)全体において、人体および環境への負荷を低減する化学(グリーンケミストリー)について具体例をあげて詳細に説明できる。 ・太陽エネルギーやバイオマスエネルギーなど自然エネルギーの有効利用法について、具体例をあげて詳細に説明できる。 ・環境エネルギー技術開発の発展・改善に対して、独自の考え方を説明し、提案ができる。 授業のサブタイトル・キーワード
高分子系複合材料、自然エネルギー、晶析技術、グリーンケミストリー
講義内容・授業計画
【講義内容】
オムニバス方式で行う。各講師においては、最初に当該分野の背景や基盤技術について紹介し、次いで、技術開発の経緯を概観し、先端技術の詳細について、具体例を通して解説する。また将来に対する問題点や技術課題について講述する。 【授業計画】 (教授 伊藤和宏/ 4回) 再生可能な環境に優しい自然エネルギーの有効利用について、太陽エネルギーや風力エネルギー、バイオマスエネルギーなどを例に、その利用技術と評価法などについて解説する。 (教授 岸肇/ 4回) 電気製品、高速輸送機器、エネルギー分野など多様な工業製品に応用される高分子材料について、分子設計からブレンド、繊維強化、ナノコンポジット等の複合化まで幅広い内容について解説する。 (教授 前田光治/ 4回) 晶析技術を対象として、分離工学の基礎を解説し、有害物質、有用物質のリサイクルなどにも使われている環境にやさしい省エネルギープロセスである晶析技術の課題と開発について解説する。さらに、工業晶析操作の体系についても論じ、現在の廃液処理における晶析装置および操作について解説する。 (准教授 柿部剛史/ 3回)物質を設計し合成するときに有害物質をなるべく使わず、出さない化学である「グリーンケミストリー」について、とくに高分子系複合材料における植物バイオマス有効利用の最前線について解説する。 ※定期試験について:定期試験は行わない ※パソコンの利用について:毎回使用する(講義資料の閲覧等) ※生成系AIの利用について:生成系AIの使用について各講師から指示があれば、その範囲内で使用すること。課題・レポート等は学生本人が作成することを前提としており、生成系AIの出力をそのまま提出することは原則認めない。不正に生成系AIを使用したことが判明した場合は単位を認定しないことがあるので、注意すること。 教科書
教科書は使用せず、講義資料・プリントを配布する。
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】インターネット、書籍などによる講義内容に関する文献調査(1h×15週=15h)
【復習】講義内容の整理、理解を深め定着させるための教材の読み直し(1h×15週=15h) 期末課題(プレゼンテーション資料あるいはレポート)の作成(30h) 合計:60h アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
環境エネルギー技術を理解し、詳細に説明・技術提案できる者については、到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S>90%, A>80%, B>70%, C>60%による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 各講師がレポートあるいはプレゼンテーション課題を実施する(合計4回) これらの評価の合計を100%として、受講態度(積極的な質問・広範な調査等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
口頭、あるいは、プレゼンテーション資料・レポートへのコメント記入等により通知する。
履修上の注意・履修要件
講義資料や授業中に指示した課題を中心に、関連する学術論文、図書、新聞、インターネット等を活用して、十分な予習・復習を行うこと。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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