シラバス情報

授業科目名
線形代数学Ⅰ
(英語名)
Linear Algebra I
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)/教職課程科目
対象学生
理学部
学年
1年
ナンバリングコード
HSSBA1MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
川久保 哲
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
火曜 16:20〜17:00
書写 C421室



連絡先
kawakubo@sci.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
5◎/1〇/9◎
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
【講義目的】自然界のさまざまな現象の背景にある線形性を、計算を通して理解する。
線形代数の基礎である行列と行列式の取り扱いに習熟する。

【到達目標】行列を用いた連立1次方程式の解法や解の存在の理論についての問題を解き、説明する。

授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:行列、数ベクトル、連立1次方程式、基本変形、簡約な行列、正則行列、置換、行列式、余因子行列、クラーメルの公式


講義内容・授業計画
【講義内容】線形代数学は連立1次方程式を解く為の技法から始まり、独自の進化を歩んだ学問であり、微分積分学とともに、現代の科学技術の基礎になっている。線形代数学の初等的な部分を演習を交えて講義する。

【授業計画】
  1.行列と数ベクトル
  2.行列の演算
  3.行列の分割
  4.行列と連立1次方程式
  5.行列の基本変形
  6.簡約な行列
  7.連立1次方程式を解く
  8.正則行列
  9.行列と連立1次方程式のまとめ
10.置換
11.行列式の定義と性質
12.行列式のより詳しい性質
13.余因子行列とクラメールの公式
14.特別な行列の行列式
15.まとめ
定期試験

この授業においては、生成AIの利用について制限を設けない。

教科書
「入門線形代数」三宅敏恒著(培風館)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】教科書を読み、記載された演習問題を自力で解いてみる。(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために教科書を読み、演習問題を自力で解いてみる。(30h)

詳細は第1回の講義で発表する。

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。

成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
S(90点以上)、A(80 点以上)、B(70 点以上)、C(60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
期末試験  60%
中間試験  30%
平常点(レポート、小テスト、その他)  10%

詳細は第1回の講義で発表する。
課題・試験結果の開示方法
小テストについては、原則、実施直後または次回の授業の中で解説する。
レポートについては、原則、次回以降の授業で返却する。
履修上の注意・履修要件
この科目は教職(数学)の必修科目に位置づけられている。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。