シラバス情報

授業科目名
生物化学5
(英語名)
Biological chemistry 5
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
対象学生
理学部
学年
3年
ナンバリングコード
HSSBA3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
當舎 武彦
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
午前9時から午後6時
研究2期棟、S208

連絡先
ttosha@sci.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/3◎/2〇
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
【講義目的】
生命を構成する細胞や細胞内小器官は、細胞膜によって囲まれることで、生理機能を果たしている。本講義では、細胞膜の主成分である脂質・脂肪酸の基本的な性質と、その代謝・生合成について理解するとともに細胞膜の特徴について学ぶ。また、細胞膜中において機能し、細胞の働きに深く関わっている膜タンパク質の構造と機能について理解を深める。
【到達目標】
1)細胞膜の構造および機能について、その特徴について説明できること、2)膜タンパク質の構造と機能について述べられること。

授業のサブタイトル・キーワード
細胞膜、脂質、脂肪酸、膜タンパク質
講義内容・授業計画
【講義内容】
細胞膜の主成分である脂質や脂肪酸の性質、および、その代謝・生合成について学び、細胞膜の特徴を理解する。細胞膜に存在し、様々な細胞の機能と関係する膜タンパク質の構造や生理機能の分子機構についても理解を深める。
【授業計画】
1. 生体膜概論
2. 脂質と脂肪酸
3. 生体膜の構造
4. 生体膜の性質
5. 膜タンパク質(一般)
6. 膜タンパク質(実例1)
7. 膜タンパク質(実例2)
8. 膜タンパク質の構造解析
9. 膜タンパク質の機能解析
10. 脂肪酸の代謝 その1
11. 脂肪酸の代謝 その2
12. 脂肪酸の生合成 その1
13. 脂肪酸の生合成 その2
14. 脂肪酸の生合成 その3
15. まとめ
定期試験
*講義は板書で行う。
*生成系AIの利用については、教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
「Essential 細胞生物学(原書第3〜5版)」、B. Alberts、K. Hopkin、A. Johnson、D. Morgan、M. Raff、K. Roberts、P. Walter 著、中村桂子、松原謙一、榊 佳之、水島 昇監訳(南江堂)
「ヴォート 生化学(上・下)第4版」、D. Voet、J. G. Voet 著、田宮信雄、松村正實、八木達彦、吉田 浩、遠藤斗志也 訳(東京化学同人)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
授業に際して指示するテキスト教材の該当部分の事前読み込み(30h)。
【復習】
講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト教材を読み直す(30h)。
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
脂質・脂肪酸の特徴を理解し、細胞膜および膜タンパク質の性質や機能について説明できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
講義中に行う小テスト20%と定期試験80%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則次の講義内で解説する。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当なし。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。