教員名 : 宮竹 貴久
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授業科目名
生態学Ⅰ
(英語名)
Ecology I
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)/教職課程科目
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対象学生
理学部
学年
3年
ナンバリングコード
HSSBA3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
宮竹 貴久
所属
岡山大学大学院環境生命自然科学学域
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標2/目標15
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2◎/3◎
研究科DP
ー
全学DP
1-1◎/1-2◎
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
生態学を学ぶ上で、生物の存在を進化と行動の視点から考えることは重要である。本講義では生態学の基礎に対する理解を深めることを目的として、進化生態の概念やそれを取り巻く課題について論究する。
本講義の到達目標は、1)生態学の基礎理論を修得すること、2)昆虫生態学の現状を理解し、分析できるようになること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード: 捕食、性、害虫、昆虫生態
講義内容・授業計画
講義内容
本講義では最初に生態学の基礎概念を紹介、次いで進化の視点から生物を観察する重要性について概説し、生物の振る舞いの理由について具体的事例を通して検証を加えながら、その問題点や解決の方法を講述する。 授業計画 第1回 ガイダンス 第2回 生態学の階層的構造 第3回 生と種の起源を探る 第4回 進化から見た生態学 第5回 行動生態学・対捕食者戦略 第6回 生物の動きと食う・食われる 第7回 食われないための生物の戦略 第8回 性はなぜあるのか 第9回 繁殖戦略と交尾行動 第10回 環境にやさしい害虫防除 第11回 虫を放して虫を滅ぼす 第12回 品質管理と生態遺伝学 第13回 個体群生態学・個体数の変動 第14回 侵入害虫の警戒と生態学 第15回 まとめと評価(到達度の確認) 教科書
「死んだふり」で生きのびる:生き物たちの奇妙な戦略 (岩波書店:岩波科学ライブラリー)(生協等で購入可能)
したがるオスと嫌がるメスの生物学 (集英社新書)(生協等で購入可能) 参考文献
昆虫生態学(朝倉書店)、したがるオスと嫌がるメスの生物学(集英社新書)、生命の不思議に挑んだ科学者たち(山川出版社)、行動生態学(共立出版)、世界自然遺産やんばる(朝日新書)など
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストや参考書などの事前読み込み(15h)
【復習】授業内容の基礎事項を理解しているか確認するために、課題レポート作成(30h)、講義内容の理解を深め定着させるために、参考書による発展学習(15h) アクティブ・ラーニングの内容
質問のやり取りなどでアクティブ・ラーニングを行う
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
講義を理解し、応用ができる者に単位を授与する。 講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じて、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 成績評価の方法 レポート40%・出席60%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
授業時間中もしくは時間後に課題のフィードバックを行う予定である
履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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