シラバス情報

授業科目名
心理学 (A)
(英語名)
Psychology (A)
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
保坂 裕子
所属
環境人間学部・環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標16
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/4-1〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】「心の時代」といわれる現代社会において、どのように「こころ」をとらえてゆけばよいのか。心理学が学問として成立して以来、さまざまな視点から探求されてきた「こころ」について、各領域を概観することによって検討する。講義を通して、科学としての心理学の学問的基礎について理解することを目的とする。

【到達目標】本講義の到達目標は、(1)心理学の主要領域における基礎理論について説明することができる、(2)心理学成立の背景にある歴史的背景について述べることができる、それらをふまえて、(3)人間活動を心理学的な視点に関連づけられるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】心理学基礎
講義内容・授業計画
【講義内容】
 「心理学」と一口にいっても、その研究の視点、方法、「こころ」のとらえ方はさまざまである。本講義では、各領域の基礎を概観することで〈心理学の見方〉を習得することを目指す。講義は、テキストを参考に、プリント・映像資料などを用い、また簡単な実験などを取り入れながら進める。

【授業計画】
1.ガイダンス:本講義の目的や概要について説明し、講義導入を行う(序章)
2.臨床心理学(第1章)
3.性格と個人差の心理学(第2章)
4.社会的行動の心理学:人間関係(第3章)
5.社会的行動の心理学:集団心理(第3章)
6.発達心理学:誕生から児童期(第4章)
7.発達心理学:青年期以降(第4章)
8.心理学的アセスメント(第5章)
9.知覚・認知の心理学(第6章)
10.記憶の心理学(第6章)
11.行動の心理学(第7章)
12.学習の心理学(第7章)
13.心理学の歴史と未来(第8章、第9章)
14.心理学とわたしたちの生活(まとめ)
15.到達度の確認

※パソコンの利用:各講義の担当教員がユニバーサルパスポートで知らせる事前事後の指示に従うこと。 ※生成系AIの利用:生成系AIについては原則使用しない。課題・レポート等の作成に際して、教員が認める範囲を超えて生成系AIを使用したことが判明した場合は、単位を認定しない。また認定を取り消す。
教科書
『心理学・入門:心理学はこんなに面白い』サトウタツヤ・渡邊芳之(著)有斐閣アルマ
参考文献
適時、指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】ユニバーサルパスポートで提示する課題について、レポートの作成(15h)ディスカッションのための準備(5h)
【復習】講義のふりかえりとユニバーサルパスポートで提示する課題に取り組む(20h)レポートの作成(2タイトル。10h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
心理学の基礎知識・基礎理論を修得した者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する項目の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
講義中に行う発表および、小レポートおよびディスカッション40%、最終の発表とレポート60%を基準として、総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
毎時、講義のなかで講評を行うとともに、ユニバーサルパスポートを介して、コメント評価を行う。その他のレポート課題に関しても、ユニバーサルパスポートを活用し、評価およびフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
本講義は、科学として探求されてきた心理学という学問領域全般についての概論である。自らの学問的関心と本講義内容が対応しているかを検討したうえで、履修すること。
毎時、ユニバーサルパスポートにおいて、事前予習の課題、および、復習の課題を提示する。それらの課題に、積極的に取り組み、期限内に提出することが求められる。
実践的教育
該当しない
備考
担当教員は、移行期における人間発達の研究を行っている。この講義は、担当教員の専門分野を含む心理学全般の学問的基礎について解説するものである。詳細は、教員研究者データベースHP(http://kyoin.u-hyogo.ac.jp/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。