シラバス情報

授業科目名
線形代数学Ⅱ
(英語名)
Linear Algebra II
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)/教職課程科目
-
対象学生
理学部
学年
1年
ナンバリングコード
HSSBA1MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
山内 淳生
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
水曜11:00-12:00 書写C425号室
連絡先
ayamauch@sci.u-hyogo.ac.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
5◎/1〇/9◎
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2◎
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
【講義目的】 線形代数学IIでは、なるべく具体的な計算を通して、線形代数の基礎、特にベクトル空間や線形写像について行列を中心として丁寧に講義をする。線形代数学Iの内容は前提とする。
【到達目標】ベクトル空間や線型写像についての問題が解けて説明できる。行列の対角化ができるようになる。特に実対称行列の直交行列による対角化が出来る。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:ベクトル空間、1次独立、1次従属、基、次元、線型写像、表現行列、固有値、固有ベクトル、対角化、内積、正規直交基、直交行列、対角化
講義内容・授業計画
【講義内容】線形代数学は連立1次方程式 を解く為の技法から始まり、独自の進化を歩んだ学問であり、微分積分とともに、現代の科学技術の基礎になっている。数ベクトルだけでなく、広く応用されている抽象 的な線形代数学の理解の助けとなるように、ベクトル空間や線形写像の基礎を講義する。
【授業計画】
1.ベクトル空間 
2.1次独立と1次従属 
3.ベクトルの1次独立な最大個数 
4.行列のrank 
5.ベクトル空間の基と次元 
6.線形写像
7.線形写像の次元定理 
8.行列の固有値と固有ベクトル 
9.固有空間・ケーレーハミルトンの定理 
10.行列の対角化(必要十分条件) 
11.R^n の標準内積 
12.正規直交系・シュミットの直交化 
13.直交行列 
14.実対称行列の対角化
15.まとめ
期末試験

【生成系AIについて】
この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
                                                       
   
                                                           
教科書
「入門線形代数」三宅敏恒著(培風館)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
[予習] 教科書や配布資料の読み込み(30h)
[復習] 教科書や配布資料の読み込み(15h) 中間試験や期末試験のための問題演習(15h) 
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。

詳細は第1回の講義で発表する。
成績評価の基準・方法
中間試験と期末試験の結果により評価する。
中間試験が0点の場合、期末試験の得点率が約90%以上でS、約80%以上でA、約70%以上でB、約60%以上でCという形で単位を与える。
中間試験の得点率が高いほど、それぞれの評価に必要な前述の得点率は少しづつ下がる。
詳細は、第1回講義で説明する。
課題・試験結果の開示方法
中間試験は、いったん返却しますが、その後回収します。(コピーを取ってもいいです。)
期末試験は、返却しませんが、希望者にはお見せします。(コピーを取ってもいいです。)
また、中間試験も期末試験も、模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って公開します。
                                                       
    
履修上の注意・履修要件

                                                       
    
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。