シラバス情報

授業科目名
線形代数学Ⅱ
(英語名)
Linear Algebra II
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)/教職課程科目
対象学生
理学部
学年
1年
ナンバリングコード
HSSBA1MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
永安 聖
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
前期: 火曜13:20--14:20。
後期: 月曜15:00--16:00。
場所: C棟C419。
詳細は第1回の講義で発表する。

連絡先
sei@sci.u-hyogo.ac.jp


対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
5◎/1〇/9◎
研究科DP
全学DP
1-1◎/1-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力

講義目的・到達目標
【講義目的】
線形代数学IIでは、なるべく具体的な計算を通して、線形代数の基礎、特にベクトル空間や線形写像について行列を中心として丁寧に講義する。線形代数学Iの内容は前提とする。
【到達目標】
ベクトル空間、線形写像、内積空間に関するの理論と計算の問題を解いて説明できるようになる。

授業のサブタイトル・キーワード
ベクトル空間、1次独立、1次従属、基、次元、線型写像、表現行列、固有値、固有ベクトル、対角化、内積、正規直交 キーワード 基、直交行列、対角化


講義内容・授業計画
【講義内容】
線形代数学は連立1次方程式を解く為の技法から始まり、独自の進化を歩んだ学問であり、微分積分とともに、現代の科学技術の基礎になっている。数ベクトルだけでなく、広く応用されている抽象的な線形代数学の理解の助けとなるように、ベクトル空間や線形写像の基礎を講義する。

【授業計画】
1.  ベクトル空間
2. 1次独立と1次従属
3. ベクトルの1次独立な最大個数
4. 行列のrank
5. ベクトル空間の基と次元
6. 線形写像
7. 線形写像の次元定理
8. 行列の固有値と固有ベクトル
9. 固有空間・ケーレーハミルトンの定理
10. 行列の対角化(必要十分条件)
11. R^n の標準内積
12. 正規直交系・シュミットの直交化
13. 直交行列
14. 実対称行列の対角化
15. まとめ
期末試験

この授業においては生成系AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には生成系AIの出力した内容の確認を必ず行うこと。

詳細は第1回の講義で発表する。

教科書
「入門線形代数」三宅敏恒著(培風館)
参考文献
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業前に教科書を読み、記載された演習問題を自力で解いてみる。(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるために教科書を読み、記載された演習問題を自力で解いてみる。(30h)

詳細は第1回の講義で発表する。


アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】                       
S (90点以上)、A (80 点以上)、B (70 点以上)、C (60 点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
次の何れかのうち、良かった方で評価する。
・定期試験 100%
・定期試験 75%、小テスト及びレポート 25%

詳細は第1回の講義で発表する。


課題・試験結果の開示方法
小テスト及びレポートは、原則次の講義内で解説する。
定期試験は、授業評価アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。

詳細は第1回の講義で発表する。

履修上の注意・履修要件
線形代数学Iの単位を取得していることが望ましい。
実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。