教員名 : 緒方 英明
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授業科目名
構造生物学1
(英語名)
Structual biology 1
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
ー
対象学生
理学部
学年
3年
ナンバリングコード
HSSBA3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
緒方 英明、水島 恒裕
所属
理学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
随時・研究棟301室
連絡先
ogata@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/10◎/11◎
研究科DP
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全学DP
ー
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力
講義目的・到達目標
[講義目的] 生体高分子が生命活動を維持する上でどのような役割を果たしているのか分子レベルで説明できるようになることを目 的とし、タンパク質やDNAなどの立体構造と機能の関係について講義する。 [到達目標] 生体高分子の構造の構築原理の基礎理論を説明できるようになり、立体構造から機能を推測できるようになる。 授業のサブタイトル・キーワード
[サブタイトル] タンパク質やDNAの立体構造構築原理の基礎理論 [キーワード] タンパク質構造、ドメイン構造、構造と機能 講義内容・授業計画
[授業内容] 生体高分子の立体構造の階層構造やドメイン構造など構造構築原理を説明した後、さまざまな生体高分子の構造と機能 の関係を考察する。 [授業計画] (1) (A) 構造生物学について。(B)生体高分子を構成する要素・アミノ酸。[テキスト第1章、第2.1章] (2) タンパク質の立体構造における階層構造(一次構造と二次構造)。[テキスト第2.1章] (3) 二次構造の構造化学的性質の詳細(αヘリックスやβシートの構造)。[テキスト第2.1章] (4) 三次構造と四次構造(モチーフやドメイン構造について)。[テキスト第2.1章] (5) 立体構造を安定化する因子と熱力学的考察。[テキスト第2.2章] (6) αドメインタンパク質の構造(ヘリックスバンドルやグロビン型構造)。[テキスト第10.1章] (7) βドメインタンパク質の構造。[テキスト第10.2章] (8) 構造と進化の関係(ファミリーとスーパーファミリー)。[テキスト第7.6章] (9)(A)DNAの構造とDNA結合タンパク質の構造と機能。(B)リボソームの構造と機能。[テキスト第3章] (10) 情報伝達に関わるタンパク質の構造と機能(レセプター)。[テキスト第6.1章] (11) 情報伝達に関わるタンパク質の構造と機能(ユビキチン)。[テキスト第6.2章] (12)(A)ミトコンドリアの電子伝達系。(B)ヘムタンパク質の構造と機能。[テキスト第4.2-4.3章] (13) 光合成に関わるタンパク質の構造と機能。[テキスト第4.1章] (14) (A)免疫関連タンパク質の構造と機能。(B)酵素の構造と機能。[テキスト第7章、第8章] (15) 構造決定の方法論。[テキスト第11章] 期末試験 [パソコンの利用] 毎回の小テストと期末試験は、PCまたはスマートフォンを利用する。 教科書
構造生物学—原子構造からみた生命現象の営み(樋口芳樹、中川敦史著、共立出版) 参考文献
エッセンシャル細胞生物学(中村桂子、松原謙一、榊住之、水島昇、南江堂) 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
[予習] 講義資料や教科書の事前読み込み(30 h) [復習] 講義内容の理解を定着させるために講義資料や教科書を読み直し(30 h) アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
[成績評価の基準] 生体高分子の構造構築原理を理解し、立体構造と機能の関係を説明できる者については、講義目的・到達目標に 記載する能力(知識、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上~90点未満)、B(70点以 上~80点未満)、C(60点以上~70点未満)による成績評価のうえ、単位を付与する。 [成績評価の方法] 毎回15~20分程度の小テストの結果(50%)と期末試験の結果(50%)をもとに総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
小テストの結果は、原則次の講義内でフィードバックする。 履修上の注意・履修要件
[パソコンの利用] 毎回の小テストや期末試験はユニバーサルパスポートから回答するため、ユニバーサルパスポートにアクセスで 件 きるPCまたはスマートフォンを準備すること。 実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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