シラバス情報

授業科目名
生活の中の法律
(英語名)
The Law in a Dairy Life
科目区分
全学共通科目
-
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
園田 洋輔、竹内 彰
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
授業終了後15分間・非常勤講師控室
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎/4-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
ケーススタディを中心として、法律専攻以外の学生にとって手薄になりがちな法律素養を体験的に身につけること。法律的な思考ができるようになることが到達目標。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
「購入したパソコンがウイルスに感染していた。」「メーカーに就職して製造担当した製品で消費者が怪我をした。」「賃貸マンションの契約更新に行ったら大家から拒絶された。「不幸にも交通事故に遭った。」・・等々、社会生活のあらゆる面で法律的な問題が存在する。
これから社会に出ようとする者にとって「法律」は避けて通れないものである。
ところが、知っていたら簡単なことなのに、「問題が生じたときにどのように対処すればよいのか。」ということは案外知られていない。そこで、身近な問題の法律素養を培うべく下記のテーマにつき講義を行なう。
(授業計画)
1.  法とは何か〜[法]は「法律」か
2.  裁判論〜「ニッポンの裁判」
3.  民事法1〜「金と約束」
4.  民事法2〜「家族のしがらみ」
5.  借地借家法〜「立ち退き請求」
6.  消費者法〜「だまされる消費者」
7.  倒産処置法〜「借金地獄」
8.  不法行為法〜「注意1秒」
9.  刑事実体法1〜犯罪とは何か
10. 刑事実体法2〜犯罪各論
11. 刑事手続法1〜捜査
12. 刑事手続法2〜公判
13. 犯罪者の処遇について
14. 最近の犯罪の傾向や統計より
15. まとめ
(講義内容は入れ替わることがあります。)
教科書
「基礎から学ぶ刑事法(第6版)」、「法の世界へ」(有斐閣アルマ)
参考文献
「ポケット六法」 有斐閣「入門の入門・法律のしくみ」 日本実業出版社 1998年
「法の世界へ」(第4版補訂)池田真朗他  有斐閣アルマシリーズ 2009年
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト教材の部分を事前読み込み(30h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキストを読み直し(30h)
アクティブ・ラーニングの内容
裁判傍聴や身近な裁判に積極的に触れることを推奨します。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
到達目標に対して、その到達度(理解力、思考力)に基づき、S(90点以上)、A
(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付
与する。

【成績評価の方法】
原則として定期試験(100%)をもって評価する。レポート提出による加点あり。
課題・試験結果の開示方法
定期試験は、全体的な講評をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
訴訟(民事・刑事・家事)の経験ある弁護士が、裁判や交渉の実務を実体験を踏まえながら、授業を行う。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。