シラバス情報

授業科目名
コミュニティ・プランナー方法論
(英語名)
Community Planner Methodologies
科目区分
CP共通科目
対象学生
全研究科(大学院共通科目)
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HH9995MMA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
内平 隆之
所属
地域創生リーダー教育プログラム推進室(RREP推進室)
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標11/目標17
オフィスアワー・場所
講義後、教室にて
連絡先
ユニバーサルパスポートの講義Q&Aから問い合わせること

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
これまでの地域課題解決経験を振り返り,コミュニティ・プランナーとして活躍するための方法論を学習し,地域で活躍する将来像を構想する。

【到達目標】
1)地域での実践経験と履修者の将来像を関係づけることができる。
2)コミュニティー・プランナーとして活躍するために必要な客観的な調査分析手法を説明することができる。
3)コミュニティー・プランナーとして活躍するために必要な事業マネジメント方法を説明することができる。
4)課題に対して実践的な地域プロジェクトを構想し提案することができる。


授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:コミュニティ・プランナーとして地域で将来活躍するための技術や方法を身につけるための講義
キーワード:コミュニティ・プランナー,キャリアデザイン

講義内容・授業計画
本講義では,最初に地域での実践経験を振り返り履修者の将来像との関係づけを行い,次いで客観的な調査分析手法や事業マネジメント方法を概観し,コミュニティ・プランナーとして活躍するための計画づくりを行い,実践構想と計画を発表する。

【授業計画】
第1回:ガイダンス
第2回:地域での実践経験の振り返り1(得意) 
第3回:地域での実践経験の振り返り2(苦手)
第4回:将来像の探索1:ワークデザイン
第5回:将来像の探索2:ライフデザイン
第6回:実践の動機づけ1:方法論と大学院での学習内容の関連性の検討
第7回:実践の動機づけ2:方法論と将来像との関連性の検討
第8回:コミュニティ・プランナーの役割
第9回:参加型アクションリサーチについて
第10回:地域資源の発見:マッピング,行動観察
第11回:地域課題の分析:インタビュー
第12回:介入方法の選択:質的研究と量的研究
第13回:コミュニティ・プランナー実践1:構想と提案づくり
第14回:コミュニティ・プランナー実践2:計画制御と戦略制御
第15回:実践構想と計画発表会

※講義によっては副担当教員から専門的な指導を受ける。
※第一回の講義の開催場所はユニパに掲示する。
※毎回パソコンを準備すること。
※第10回から第12回の指導する方法論については学生が取り組みたい地域課題に応じて変更することがある
教科書
適宜,レジメを配布する。
参考文献
少人数で生き抜く地域をつくる(学芸出版社),大学・大学生と農山村再生(筑波書房)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
地域プロジェクト経験のレポート作成(10h)
実践構想と計画発表会の最終プレゼン作成(20h)
【復習】
実践構想と計画づくりのレポート作成(15h)
理解を深め定着させるプロジェクトノートの作成(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
学生の関心に応じてゲストを交えたディスカッションを予定(5回)。
また,個人単位でのプレゼンを予定(発表4回)。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
成績評価の基準は,
S:コミュニティ・プランナーの視点から優れた地域プロジェクトを提案できる。
A:利害関係者との協議に基づいた実践計画を提案できる。
B:自分自身の将来像と実践提案との関係性が論理的に説明できる。
C:地域課題に関連した客観的な調査分析を説明できる。

【成績評価の方法】
プロジェクトノート(50%)と最終レポート(50%)を基準として,受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。


課題・試験結果の開示方法
レポートおよび最終成果発表は,講義内でそれぞれに講評し,フィードバックする。
履修上の注意・履修要件
本科目は大学院共通教育科目の集中講義(土日開講)である。地域課題解決に関する知識の修得やフィールドワーク経験があることが望ましい。交通費や宿泊費が発生する場合がある。
「コミュニティ・プランナー」の称号取得希望者は本科目が必修となるため注意すること。「コミュニティ・プランナー」の称号は,大学院前期課程修了時に付与され,その取得条件は,学部卒業時に副専攻「地域創生人材教育プログラム」の「ひょうご学志」または「コミュニティ・アソシエイト」の称号を取得した者,かつ「コミュニティ・プランナー方法論」および「コミュニティ・プランナー方法論演習」の単位を取得した者とする。

実践的教育
コミュニティ・プランナーとして活躍している講師を招聘し将来像や実践計画に対する助言や講評をうけることから,実践的教育に該当する。
備考
本講義は,宮城大学と連携した「コミュニティ・プランナー育成プログラム」の一環である。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。