教員名 : 萩谷 健治
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授業科目名
地球物質評価論
(英語名)
Characterization of Crystalline Materials
科目区分
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生命科学専攻および物質科学専攻・地球環境科学・選択科目
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSML5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
萩谷 健治
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
該当なし
オフィスアワー・場所
随時、研究棟617室
連絡先
hagiya@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
1◎/4〇/6〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】地球物質の大半は鉱物で構成される岩石である。岩石の組織や鉱物の構造を明らかにすることは、それらの生成した物理的/化学的条件を類推する上で重要である。この講義では、化学分析法や回折法に基づいた鉱物の評価法について述べる。本講義ではさまざまな評価法(EPMA、XAFS、X線回折、偏光顕微鏡観察)の知識を得ることができる。
【到達目標】評価法(EPMA、XAFS、X線回折、偏光顕微鏡観察)について説明でき、必要とされる場合に応用できる 授業のサブタイトル・キーワード
結晶学、鉱物学、X線結晶構造解析
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、地球を構成する岩石・鉱物を評価するための手法について学ぶ 【授業計画】 1.ガイダンス 2.X線の発生について(EPMAへの応用) 3.X線の吸収について(XAFSへの応用) 4.原子/分子/結晶による回折 5.結晶の対称性/空間群の決定 6.単結晶構造解析の実際 7.粉末X線回折法、結晶子サイズの測定 8.白色ラウエ法による構造精密化 9.散漫散乱の解析と実際 10.変調構造の解析と実際 11.複合結晶の解析と実際 12.温度による構造変化の実際 13.圧力による構造変化の実際 14.偏光顕微鏡による観察 15.まとめ 【パソコンの利用】 配布資料の閲覧やオンラインでの講義時に使用する 【生成系AIの利用】 本講義では生成AIの利用を予定していない。利用の際には参考文献が実在するかなどの事実確認を行うこと 教科書
講義に合わせて適宜プリントを配布する
参考文献
「X 線結晶解析」桜井敏雄著,裳華房 「X 線結晶解析の手引き」桜井敏雄著,裳華房 「X線回折・散乱技術」上/下 菊田惺志著,東京大学出版会 「粉末X線回折による材料分析」山中高光著,講談社 「偏光顕微鏡と岩石鉱物」黒田吉益,諏訪兼位著,共立出版 「鉱物学」森本信男,砂川一郎,都城秋穂著,岩波書店
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにプリントを読み直し(4h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】地球物質(特に鉱物)の評価方法を理解した者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】講義での質疑応答、随時のレポート、受講態度を含めて総合的に評価する 課題・試験結果の開示方法
レポート返却時に解説、全体的な講評を行う
履修上の注意・履修要件
十分な復讐をして講義に出席することが望ましい
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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