教員名 : 吉田 秀郎
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授業科目名
ピコバイオロジー特論
(英語名)
ピコバイオロジー特論
科目区分
ー
生命科学専攻・部門共通特別講義
対象学生
理学研究科
学年
1年
ナンバリングコード
HSSDL7MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
吉田 秀郎、吉久 徹、樋口 芳樹、宮澤 淳夫、城 宜嗣、村本 和優、生沼 泉、八田 公平、西谷 秀男、梅園 良彦、阪口 雅郎、峰雪 芳宣、久保 稔、水島 恒裕、山本 雅貴、大岩 和弘、杉本 宏、林 茂生
所属
理学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9
オフィスアワー・場所
講義終了後・739号室
連絡先
hide@sci.u-hyogo.ac.jp
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
ー
研究科DP
6◎/3〇
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】
ピコバイオロジーを学ぶ上で、生物学をピコメートルレベルの化学の視点から考えることは重要である。本講義ではピコバイオロジーの基礎に対する理解を深めることを目的とし、ピコバイオロジーの概念やそれを取り巻く研究課題について論究する。 【到達目標】 (1) ピコバイオロジーの基本概念を修得すること、(2) ピコバイオロジーの現状を理解し、分析できるようになること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
【キーワード】
杉本先生: membrane transport (膜輸送) supermolecular complex (超分子複合体) bioenergy (生体エネルギー) crystallography (結晶学) X-ray free electron laser(X線自由電子レーザー) 大岩先生: protein motors chemo-mechanical energy conversion single molecule measurement with optical microscopes This lecture will focus on biophysical methods to study the structure and function of biological macromolecules at the single-molecule level. Theoretical foundations and practical applications will be covered. Students will gain a basic knowledge of the most common techniques used in the pico-biology of protein motors and their application to challenging problems in biology. 久保先生: 振動分光、ラマン分光、酵素活性部位、化学構造解析、電子状態解析 緒方先生: 稲木先生: Cell migration、Cytoskeleton、Cell adhesion、Drosophila 山本先生: ・タンパク質X線結晶構造解析 ・放射光施設(SPring-8) ・X線自由電子レーザ(SACLA) ・クライオ電子顕微鏡 単粒子解析 ・相関構造解析 生沼先生: neuron, signal transduction, small GTPase, axon guidance, cytoskeleton, live-cell imaging 参考文献:Principles of Neurobiology Garland Science; 第2版 Liqun Luo 著 梅園先生: Planarians, Pluripotent stem cells, Regenerative animals, Non-regenerative animals, Regenerative medicine 西谷先生: 細胞周期、DNA複製、ゲノム、遺伝情報、タンパク質分解 吉久先生: tRNA 細胞内動態 翻訳 品質管理 出芽酵母 當舎先生: 金属タンパク質 水島先生: タンパク質分解、ユビキチン、プロテアソーム、タンパク質構造 吉田先生: 小胞体ストレス応答、ゴルジ体ストレス応答、細胞小器官の量的調節機構、オルガネラ・ゾーン、GeCKOスクリーニング 講義内容・授業計画
【講義内容】 本講義では複数の教員が行っているピコバイオロジー研究について講述する。【講義計画】 Lecture 1:Molecular Biochemistry(吉田・佐々木・桜井)Lecture 2:Structural Cell Physiology(水島・山内・中井) Lecture 3:Protein Crystallography(緒方・柴田・松浦) Lecture 4:Morphogenetic Signaling(林(神戸理研・連携分野)) Lecture 5:Cellular Regulation(當舎・村本・東田) Lecture 6:Molecular Biomechanics(吉久・井澤・横田) Lecture 7:Biological Signaling(西谷・塩見・林) Lecture 8:Functional Nanometry of Biological Macromolecules(大岩(NICT・連携分野)) Lecture 9:Regeneration Biology(梅園・餅井・織井) Lecture 10:Supermolecular Structural Biology(杉本(理研・連携分野)) Lecture 11:Biological Information(八田・幸長・城所) Lecture 12:Cell and Developmental Biology(稲木・衣斐) Lecture 13:Cell and Molecular Biology(生沼・廣瀬) Lecture 14:Macromolecular Dynamics and X-ray Crystallography(山本・吾郷(理研・連携分野)) Lecture 15:Cellular Structural Physiology(宮澤・菓子野・西野) Lecture 16:Spectroscopy(久保・柳澤・佐藤)(構造解析基礎/構造解析装置実習期間中に開講) 【*生成系AI の利用について】 生成系AI の利用については講義毎に扱いが異なるので、教員の指示に従うこと。 教科書
各教員が、必要に応じて提示、または、指示する。 参考文献
各教員が、必要に応じて提示、または、指示する。 事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
アクティブ・ラーニングの内容
該当しない
成績評価の基準・方法
ピコバイオロジーを理解し、解説ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
毎回の講義における質疑応答に基づいて、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
当日の講義内で結果をフィードバックする。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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