シラバス情報

授業科目名
環境学基礎実験1
(英語名)
Experiment of Environmental Science 1
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA4
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度前期
担当教員
奥 勇一郎、宇野 康司、風間 健宏
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】私たちの日々の暮らしを取り巻く大気や水,植物の生態を対象とした実験を行う.実験を介して環境問題の原因究明やその解決に必要となる計測手法や分析方法を身につけることを目的とする.
【到達目標】実験データを適切に解析できること,その結果を正しく考察して説明できること,学術論文の体裁に準拠してレポートを記述できることを到達目標とする.
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:気温計測,水環境,火山噴出物
講義内容・授業計画
1. ガイダンス
実験の内容説明や諸注意等
2. 正しい気温を測るには?
温度計設置環境における気温特性を説明し,気温観測を行う上での留意点を理解する.
3. 温度計をつくろう・気温を測ろう
日用品を活用して通風筒の製作することで気温計測の仕組みを理解する.
4. 正しい気温とは・気温を比べよう
計測した気温データを可視化することで器差とその校正について理解する.
5. 水環境の変動を可視化する
湖やため池での水・熱の動きを水温や塩分濃度を調べながら学ぶ.
6. 地球の大きさを測ろう
身の回りを測量することにより地球の全周の導き方を理解する.
7. 火山噴出物を観察しよう
過去の火山の噴出物を観察し,その解釈方法について理解する.
8. まとめと到達度の確認

※パソコンの利用: パソコンを必要とする授業回がある場合は事前に連絡する.
※生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと.生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない.生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない,または認定を取り消すことがある.
教科書
必要に応じて実験内容や方法に関する資料を配付する.
参考文献
授業の際に指示する.
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】実験内容に関することを予め調べておくこと(8h)
【復習】実験内容を復習しておくこと(8h)
アクティブ・ラーニングの内容
実験・観察等により得られた結果について学生とのディスカッションを行う.
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
実験器具や計測機器を安全かつ適切に取り扱うための知識と技術を修得した者,かつ,実験データを適切に解析,結果を正しく考察,学術論文の体裁に準拠してレポートを記述できる能力を修得した者に単位を授与する.講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてSからCまで成績を与える.
S: 実験内容はもとより関連する広範な内容まで自主的な学修で理解できている.レポート課題における情報収集や知的探求が卓越しており,その構成や内容が極めて優秀な水準で到達目標に達している.
A: 実験内容はもとより関連する内容まで自主的な学修で理解できている.レポート課題における情報収集や知的探求に積極性がみられ,その構成や内容が優秀な水準で到達目標に達している.
B: 実験内容を適切に理解できている.レポート課題における情報収集や知的探求は指示された範囲内でなされ,その構成や内容がおおむね良好な水準で到達目標に達している.
C: 実験内容の理解は必要最低限である.レポート課題における情報収集や知的探求は指示された範囲内でなされ,その構成や内容が必要最低限の水準で到達目標に達している.

【成績評価の方法】
すべての実験の実施を前提とし,受講態度(実験に対する取り組み姿勢や積極的な質問等)とレポート課題100%を基準として総合的に評価する.
課題・試験結果の開示方法
優れた内容のレポートを講義の中で紹介しながら講評する.
履修上の注意・履修要件
履修要件ではありませんが,1年次・前期の「人間学(自然)」と1年次・後期の「環境技術基礎論」の知識があると理解しやすい内容ですので,「人間学(自然)」と「環境技術基礎論」の履修をおすすめします.この科目とともに「環境学基礎実験2」を履修することをおすすめします.履修者数や当日の天候等により実験内容やスケジュールを変更する場合があります.ユニバーサルパスポートを含む掲示板や大学から与えられるメールアドレスへの連絡等に注意し,定期的に確認するようにしてください.履修者数等により通風筒製作にかかる費用(乾電池等など500円程度)は自己負担となる場合があります.
履修希望者が定員を超える場合は,ランダム抽選により履修者を決定する場合があります.なお,履修希望者が定員を若干名超える場合は,履修希望者全員の履修を認める場合があります.
実践的教育
該当しない
備考
担当教員は環境デザイン系において様々な研究を行っている.各担当教員の詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo)を参照のこと.
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。