シラバス情報

授業科目名
ヨーロッパ言語文化Ⅱ
(英語名)
Language and Culture in Europe Ⅱ
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
石倉 和佳
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標17
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義はヨーロッパ言語文化の理解を深めるために、よく知られた英語の詩をとりあげ、詩の読解、作者紹介、時代背景の紹介などとともに、詩の音読を交えて講義するものである。授業では詩の音楽性やリズムを理解し、詩の表現の多様性に触れるために、音読は学生全員が行う。これらの講義、実践を通じて、英語の詩の世界を学び、学習した詩の内容について説明することが出来、詩的世界と英語圏の文化とを関連付けながら、自分の意見と共に述べることができるようになることを目的とする。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
授業は英語の詩の読解を通じてヨーロッパ文化を理解するために、講読および音読を中心に行う。毎回の授業では学習した作品についてのコメントを提出し、3回の授業レポートおよび音読発表を行う。

1   全体の概要および英詩の歴史と詩の様式について
2   詩の様式と意味  Shakespearean sonnets
3   17世紀の詩人たち1 Robert Herric
4   17世紀の詩人たち2 John Donne
5    詩の音読と内容についてのディスカッション(象徴的意味について)
6   詩の音楽性について1  Percy's Ballads
7     詩の音楽性と象徴性1 Samuel Taylor Coleridge
8    詩の音楽性と象徴性2  Dylan Thomas
9     詩の音読と内容についてのディスカッション(音楽性について)
10  19世紀から20世紀の女性詩人たち
11 エミリー・ブロンテ Emily Bronte
12   クリスティナ・ロセッティ Christina Rossetti
13   シルビア・プラス Sylvia Plath
14   詩の音読と内容についてのディスカッション(ジェンダーについて)
15 詩の音読の最終発表と総評


予習・復習のための生成AIの活用は勧めません。レポートに生成AIを利用して記述した箇所があると分かった場合は採点しません。後日判明した場合は単位を取り消すことがあります。
教科書
プリントを配布
参考文献
授業中に提示
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
配布された資料の読み込み(h20)
授業中の内容の把握と詩のテキストの復習(h30)
英語の詩の音読練習(h10)
アクティブ・ラーニングの内容
本講義は英語の詩の伝統と様々な詩の内容を理解するための講義と、学生が詩のテキストを理解し、実践を通じて分析できるように、授業中に音読することを特徴とする。学生の音声による参加の要素は、アクティブ・ラーニングの一つと考える。
成績評価の基準・方法
学習した英語の詩の内容について説明することが出来、詩的世界と英語圏の文化とを関連付けながら、自分の意見と共に述べることができるものに単位を与える。
評価は、毎回のコメントシート、3回のレポート、音読発表により総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
毎回のコメントシートの内容については、次の回にフィードバックする。また、レポートについてはユニバーサルパスポートで講評を行う。
履修上の注意・履修要件
英語のテキストを精読するため、必ず辞書(Web上の辞書サイトでもOK)を使えるようにしておいてください。
実践的教育
備考
本講義は、詩の音読の実践を取り入れているため、定員の上限を30名とします。履修登録は学務課の指示に従ってください。
国際文科系の学生を優先します。その他の系の学生は定員を超えた場合は抽選となりますのでご了解ください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。