シラバス情報

授業科目名
英語表現論
(英語名)
Language and Style in English
科目区分
専門教育科目
-
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
寺西雅之
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4/目標17
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
本講義では、英語を理解し、英語を使って発信するために必要とされる知識及びスキルに関して文体論的観点から考えていく。
到達目標は、英語で書かれた様々なテクストを内容と技法の観点から分析できることである。
授業のサブタイトル・キーワード
英語学習、メタ言語能力
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では最初に文体の基礎理論と知識を紹介し、次いで文体を生み出す様々な要素について講述する。また、講義内容に関するディスカッションを行う。
【授業計画】
第1回:講義の概略の説明
第2回:スタイルとは何か
第3回:文体・スタイルとは何か:語にも音にもスタイルはある
第4回:話し言葉と書き言葉:レジスターとは
第5回:言葉のやりとり:会話のスタイル
第6回:スピーチのスタイル:レトリックの宝庫
第7回:新聞・メディアの文体:情報の伝え方
第8回:研究論文の文体:アカデミック・ライティングとは
第9回:文学作品のスタイル:文学に共通した言語特徴
第10回:詩のスタイル:言語学的アプローチ
第11回:小説のスタイル:言語学的アプローチ
第12回:文体は時代と共に変わる:歴史文体論と表現史
第13回:英訳するということ:翻訳と文体
第14回:これからの文体論
第15回:まとめと評価

*生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
堀 正広【著】『はじめての英語文体論—英語の流儀を学ぶ』(2019年、大修館書店)(生協等で購入する)
参考文献
Teranishi, Masayuki. Polyphony in Fiction: A Stylistic Analysis of Middlemarch, Nostromo, and Herzog. Oxford: Peter Lang (2008)、『ジーニアス(大)英和辞典』(大修館)、『新和英大辞典』(研究社)、及び『ロングマン現代英英辞典』(ロングマン)、もしくはこれらの辞書を全て含む電子辞書
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】テキストの事前読み込み(30h)
【復習】テキストおよびディスカッション内容を基に復習(30h)


アクティブ・ラーニングの内容
5人程度のグループに分け、グループ単位でのディスカッションおよびプレゼンを予定(各グループ1回は発表)。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
英文テクストを正確に理解し、深く味わえるようになった者に単位を授与する。
講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じてSからCまで成績を与える。
成績評価の方法
平常点(出席+毎回授業後に提出する課題)50%、試験50%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、それぞれにコメントを付して返す。また、最終レポートについてはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す。
履修上の注意・履修要件
授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。