シラバス情報

授業科目名
建築情報学
(英語名)
Architectural Infomatics
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA7
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義・演習 (Lecture/Seminar)
開講時期
2024年度後期
担当教員
水島 靖典
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9/目標11
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて 
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/3〇/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
いまや情報処理技術は建築設計を行う上での基礎技術の一つとなりつつある。本講義では建築設計や施工の様々な場面で用いられる情報処理技術の基礎知識を習得することを目的とする。自由にモデリングおよびプログラミングができることと、これらを用いてルールに基づいた建築形態生成ができるようになることを到達目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:プログラミング、コンピュテーショナルデザイン
講義内容・授業計画
【講義内容】建築設計で用いるモデリング手法・プログラミング手法・形態生成手法の基礎について解説する。本授業ではPCを使用して演習を実際に行う。
【授業計画】
1. ガイダンス、本講義の目的や概念を説明する。
2. モデリングソフトによる基本操作を説明する。
3. モデリングソフトを用いて建築部材(単体)の描画を行う。
4. モデリングソフトを用いて建築部材(接合部)の描画を行う。
5. プログラミング環境の構築を行う。
6. 建築設計におけるプログラミングの概要説明と基本的な使用法について説明する。
7. プログラミングによる条件分岐と繰り返し演算について説明する。
8. プログラミングでの副プログラムの使用法について説明する。
9. これまでの学習内容を用いて初歩的な数値演算を行う。
10.これまでの学習内容を用いて数値演算の建築設計への応用について説明する。
11. プログラムとモデリングソフトの連携手法について解説する。
12. プログラミングによるモデルの生成手法について解説する。
13. ルールに基づいた建築形態創成について解説する。
14. ルールに基づいた建築形態創成を自ら行う。
15. まとめと評価(到達度の確認)
教科書
授業資料を適宜配布する
参考文献
デザイン・コンピューティング入門:日本建築学会
Rhinoceros+Grasshopper建築デザイン実践ハンドブック(彰国社)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前配布する授業資料の事前読み込み(20h)
【復習】練習課題の実施(15h)、学習内容(ノート・授業資料)の見直し(5h)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
本講義では建築設計や施工の様々な場面で用いられる情報処理技術について、それらの基礎知識を用いたモデリング・プログラム作成・形態生成ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】
レポート50%、到達度の確認50%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートを課した場合は、原則次の講義内で解説する。
履修上の注意・履修要件
・別途連絡することがあるので、掲示や大学アドレスへのメール連絡等に注意すること。
・授業で使用予定のソフトウェアのライセンス数の上限により履修定員を30名とし、履修希望者が定員を超える場合は、ランダム抽選により履修者を決定する。
・PCを用いた演習を行うため、各自のPCを持参すること。OSにWindows(10 or 11)を搭載したPCを前提に講義を行うため、そのほかのOSを使用している場合、OSの差異による動作の差異は自己解決する必要がある。


実践的教育
情報処理技術の建築設計への活用に関する実務経験を有する教員が、建築情報技術活用について解説することから、実践的教育に該当する。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。