シラバス情報

授業科目名
地域プロジェクト概論
(英語名)
Theories of Regional Project
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
内平 隆之
所属
地域創生リーダー教育プログラム推進室(RREP推進室)
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標11/目標17
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて10分間。
連絡先
ユニバーサルパスポートの講義Q&Aから問い合わせること。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
3-2◎/1-2〇
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
地域プロジェクトとは,人々の意欲や生活空間を改善するために,地域社会において行う諸活動のことである。
まちおこし,むらおこし,まちづくり,むらづくり,地域づくり,地域振興,地域活性化、地域再生,地方創生といった名称で呼ばれる取り組みを含む。

地域プロジェクトをテーマに,地域社会において,人々の意欲や生活空間を向上するために,どうすれば助け合えるのかについて,仲間づくりの基礎を概説する講義である。
適宜,対話の時間を設け,以下を到達目標とする。

(1)社会の変化が地域社会に及ぼす影響を説明できる。
(2)人生100年時代の課題を説明できる。
(3)ひとはどうすれば上手く仲間づくりができるかを説明できる。
(4)受講者にとって関心がある課題を発見し,その解決策を提案できる。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル
地域プロジェクトを学ぶことで,人々の意欲や生活空間を改善する仲間づくりの意義を学ぶ講義。

キーワード
社会の変化,生活空間,働き方,仲間づくり
講義内容・授業計画
講義内容

第1回 テーマの概説と受講者の関心の確認
第2回 ワークショップ:どうすればうまく助け合えるか?

<人間の仲間づくりと群れ直し>
第3回 少子高齢成熟社会から,少子高齢多死社会へ:孤立・孤独の問題
第4回 仲間づくりの変化①:助け合いと社会脳仮説
第5回 仲間づくりの変化②:影響力と文化脳仮説
第6回 仲間づくりの変化③:弱い紐帯の強さと集合脳仮説 
第7回 小括とワークショップ:これからの時代を生き抜く力とは?

<社会の変化が地域プロジェクトにおよぼす影響>
第8回 時代とともに変化する地域プロジェクト①:生活改善運動から地域づくりへ
第9回 時代とともに変化する地域プロジェクト②:地域活性化から地域再生へ
第10回 時代とともに変化する地域プロジェクト③:地方創生から多死社会へ
第11回 小括とワークショップ:人生100年時代の地域プロジェクトとは?

<RREPでの学びの意義>
第12回 RREPでの学び①:地域PJの実践
第13回 RREPでの学び②:インタビューとワークショップ
第14回 RREPでの学び③:行動観察と介入実験
第15回 まとめと振り返り:RREPの紹介
教科書
適宜,講義資料を配付する。

参考文献
少人数で生き抜く地域をつくる(学芸出版社),大学・大学生と農山村再生(筑波書房)
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】ユニバーサルパスポートにおいて指示があった講義資料やオンデマンド教材の事前読み込み(15h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト・動画教材を読み直し(15h),受講後レポートの作成と復習のための読み返し(15h),最終レポートのための資料収集と読み込み(15h)
アクティブ・ラーニングの内容
ワークショップを最低3回行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
成績評価の基準は以下の通り。
S 人生100年時代の地域プロジェクトについて優れた提案ができている。
A 多様化した地域課題について,それを主体的に調査し,情報収集ができている。
B 複雑化した社会の課題について,学習知識に基づいて考察できている。
C 他者とのお互い様の関係を理解し,各回のテーマに沿った対話ができている。

【成績評価の方法】
受講後WEBレポート50点(50%)と最終レポート(50%)を基準として,受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。

※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。

課題・試験結果の開示方法
講義の冒頭にQ&Aの時間を設けて,受講後WEBレポートの中で,ユニークな質問・疑問を取り上げて,その答えを返す。
最終レポートについては,ユニバーサルパスポートの授業資料において,総評を返す。

履修上の注意・履修要件
対話型で講義を進めるため積極的な講義への参画を期待します。講義の内容は履修学生の理解状況に応じて変更する場合がある。
ワークショップに積極的に参加せず、2回警告を受けた学生には別途個別指導を行う。
副専攻の地域創生リーダー教育プログラムの関連科目(基礎)であり,副専攻で学習する内容にふれることができる。

実践的教育
該当しない
備考
毎回,受講後WEBレポートに回答し,学習内容の振り返りと考察を行うこと。
回答後に回答内容が記載されたメールが届くので,次回の予習と復習に活用すること。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。