保健体育科指導法Ⅳ

Teaching Methods of Physical Education4

教職課程科目

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環境人間学部

4年

IAHBE1TCA1

2.00単位

講義 (Lecture)

2024年度前期

森　寿仁

環境人間学部

日本語

目標3／目標4

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2-1◎

目標２:教え、寄り添う力

【講義目的】
本講義では、保健体育指導法ⅠからⅢで学習した内容をさらに深めていくとともに、教育実習へ向けてより実践的な保健体育教師としての力量（指導力）を高めることを目的とする。

【到達目標】
本講義の到達目標は、1）学習指導要領における保健体育の目標及び主な内容、並びに全体構造を理解した上で説明できること、2）学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した学習指導案を作成できること、3）作成した学習指導案に基づき、教員として相応しい授業ができること、である。

サブタイトル：時代に合わせた保健体育教員になるには
キーワード：模擬授業、授業力、教育実習

1.　ガイダンス　本講義の目的と到達目標の説明
2.　これからの保健体育教師への期待と役割について
3.　仕事としての保健体育教師
4.　保健体育科の教育実習の目的と意義
5.　保健体育の授業における学習計画・指導案の作成
6.　保健体育の授業スタイルと教授技術（情報機器の利活用法も含む）
7.　教材づくりの視点とよい教材について
8. 　教材研究・模擬授業（体育）①体つくり運動と保健の関連から
9. 　教材研究・模擬授業（体育）②器械運動の実践的指導法
10.　教材研究・模擬授業（体育）③陸上競技の実践的指導法
11.　教材研究・模擬授業（体育）④球技の実践的指導法
12.　教材研究・模擬授業（保健）⑤やる気を引き出す保健授業の工夫について
13.　教材研究・模擬授業（保健）⑥健康の保持増進について
14.　教育実習に向けての問題点と課題について
15.　まとめと評価（到達度の確認）
※PCの利用：教材研究の内容によって使用する可能性がある。使用する場合には事前に担当教員より連絡する。
※生成系AIの利用：生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は点綴を取り消すことがある。

めざそう！保健体育教師　朝日出版社

中学校学習指導要領解説　　保健体育　　文部科学省
高等学校学習指導要領解説　保健体育編　体育編　文部科学省
保健科教育法入門　大修館書店

【予習】模擬授業の準備［指導案作成、教材研究など］（45h）
【復習】テキスト・教材の読み直しおよび学習・実践内容の振り返り（15h）、レポート作成（5h）

教材研究の内容に関して受講生間で共有するとともに、模擬授業への生徒役としての参加を通して、生徒側からの授業の感想を述べるなど意見交換を行う。

【成績評価の基準】
　教育実習に必要な知識を修得し、教育現場の状況を理解するとともに、実践的な保健体育教師としての力量（指導力）を高めることができた者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力（知識・技能、思考力、判断力、表現力など）の到達度に応じてS（90点以上）、Ａ（80点以上）、B（70点以上）、C（60点以上）による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
　模擬授業（40%）、学習指導案（30%）、レポート（30%）および受講態度から総合的に評価する。

模擬授業前に提出する学習指導案に対して助言およびコメントを行う。模擬授業後には、模擬授業の課題点を受講生全員で共有し、修正方法などを教授する。レポートはそれぞれにコメントを付して返す。

保健体育科指導法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを受講しておくこと。

・授業中に指示した宿題や事前・事後学習について、十分な予習・復習をして講義に出席するとともに、学校教育に関するニュースなどは積極的に取集すること。

該当しない