教員名 : 野上 展子
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授業科目名
学校保健
(英語名)
School Health
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
ー
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
野上 展子
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
講義終了後、教室にて
連絡先
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/1〇/2〇
研究科DP
ー
全学DP
2-2◎/1-2〇/4-1〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/目標2:教え、寄り添う力
講義目的・到達目標
【講義目的】学校保健を学ぶ上で、現在学校で課題とされている児童生徒の様々な健康問題を、保健科教育、および学校安全の観点から考えることは重要である。本講義では、健康で安全な学校生活、健全な心と体の発育・発達を促すことに対する理解を深めることを目的とし、学校保健の概念やそれを取り巻く問題について論究する。
【到達目標】1)学校保健の概要と、健康教育に関する基本的な知識・理解を深め、説明できるようになること、2)学校における保健教育と保健管理を理解し、指導者の立場として教育実践できるようになること、3)児童・生徒の健康に影響を及ぼす様々な要因と疾病予防対策を理解し、指導者の立場として教育実践できるようになること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル: 児童生徒の健康で安全な学校生活のための思考力、実践力を身に付ける保健学
キーワード: 学校保健 保健科教育 学校安全 講義内容・授業計画
【講義内容】健康で安全な学校生活、健全な心と体の発育・発達を促すこと、学校保健の概念やそれを取り巻く問題について講述する。
【授業計画】 1. ガイダンス 本講義の目的や概念を説明する 2. 学校保健行政と組織活動,学校保健・安全計画 3. 保健学習と指導(教職員の責任) 4. 健康観察・保健調査・健康診断,健康相談 5. 学校における感染症の予防と対応 6. 発育・発達、学校における性教育 7. 喫煙・飲酒・薬物乱用について 8. 学校生活で注意すべき子どもの病気 9. 教育現場における事故・ケガと応急処置 10. 学校安全について 11. 食育について 12. グループワーク 「計画(各グループ,学校保健に関連したテーマを設定)し、学術誌を輪読して最新動向について発表スライドを作成」 13. グループワーク 「発表・ディスカッション」その1 14. グループワーク 「発表・ディスカッション」その2 15. 全体のまとめと評価 *パソコンの利用:使用可 *【生成AIの利用について】 生成AIの利用については教員の指示に従うこと。生成AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。ただし、課題レポート作成にあたり、事例検索、翻訳等に補助的に使用しても良い。生成 AI の出力した内容には、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。 生成 AI による出力結果をそのまま課題レポートとして提出したことが判明した場合は単位を認定しない。または認定を取り消すことがある。 教科書
中学校学習指導要領解説 保健体育編 平成29年7月−平成29年告示
高等学校学習指導要領解説 保健体育編 平成30年7月−平成30年告示適宜資料配布する。 参考文献
学校保健員会マニュアル 日本学校保健会
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】講義内容に関する参考資料およびテキスト教材の読み込み(40h)
【復習】講義内容に関する理解を深めるためにテキスト教材およびクイズ(小テスト)の読み直し(20h) アクティブ・ラーニングの内容
授業計画の12回から14回にグループワークを取り入れ、協同学習および発表や教材作成、模擬授業等、指導者の立場としてのアウトプットを通して、実社会における教育実践力を高める。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】学校保健の概要、健康教育に関する基本的な知識、児童・生徒の健康に影響を及ぼす様々な要因と疾病予防対策を理解し、保健教育と保健管理について、指導者の立場として教育実践ができるものについては、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技術、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)、による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】 レポート・クイズ(小テスト)30%、定期試験70%(2月実施)を基準として、受講態度を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
クイズ(小テスト)は、原則次の講義内で解説する。
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。 定期試験は、授業アンケートの教員コメント欄に試験結果に関するコメントもあわせて記載する。 履修上の注意・履修要件
グループワークは少人数制とする。
実践的教育
本講義は、柔道整復師免許を有する教員が担当し、医療的知識を活かし講義を行う。
備考
グループ分けは後日決定する。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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