シラバス情報

授業科目名
コミュニティー文化論
(英語名)
Cultural Communities
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Fall semester)
担当教員
石倉 和佳
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標4/目標11
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
講義目的:本講義は近現代市民社会における様々な文化的コミュニティ生成について、イギリスの事例を中心に説明する。コミュニティ形成プロセスへのさまざまな文化・政治・経済の関与について基本的な理解力を養い、人間集団の行動規範と文化形成について見識を深めるのが狙いである。
到達目標:近現代市民社会におけるコミュニティ生成についての事例を述べ、その文化的諸相について説明ができるようになること。
授業のサブタイトル・キーワード
文化的コミュニティとはなにか—イギリスを中心として
講義内容・授業計画
自然発生的に、もしくは何らかのの理念とともに、人々が形成した文化的コミュニティの様々について紹介し、それらのコミュニティがどのような社会へのメッセージを持ち、文化的、社会的機能を発揮しているのか、またどのように経済や政治上の状況とかかわっているのかについて考える。授業は4つのセクションに分かれ、コーヒーハウス、科学コミュニティ、ラファエル前派とアーツ・アンド・クラフツ運動、イギリスにおける社会改良運動をそれぞれテーマとする。
1    授業の概要 イギリスについて
2  ロンドン(シティ)の歴史
3  シティの発展と文化
4  コーヒーハウスとイギリス近代社会(17世紀後半)
5  コーヒーハウスと18世紀のイギリス
6   王立協会の成立と17世紀科学革命
7 科学研究とパラダイム
8 18世紀の科学コミュニティ
9 19世紀の科学コミュニティ
10 ラスキンと美術評論
11 ラファエル前派
12 ウィリアム・モリスと新しい工芸
13 アーツ・アンド・クラフツ運動と田園回帰
14 イギリスにおける社会改良運動
15 ナショナル・トラストと景観保護

レポートにおいては学生本人が作成することを前提としているため、生成系AIのみを用いて作成することはできません。また、授業内容の予習復習に生成AIを利用することは推奨しません。

教科書
プリント配布 画像資料についてはユニバーサルパスポートでpdfを配布
参考文献
授業中に提示する
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
事前学習として、ユニバーサルパスポートで配布される資料を読み込む(30h)事後学習として、講義の内容を資料と共に確認し説明できるようにする(30h)

アクティブ・ラーニングの内容
授業終了前の時間を使って毎回の授業内容についてのミニ課題を記述する。次の授業で講評を行う。
成績評価の基準・方法
授業でとりあげたコミュニティにおける文化形成、および社会との関係について、一定の視点から説明することが出来るものに単位を付与する。講義目的及び到達目標に掲げた内容に関する理解の度合いに応じて、SからCまでの評価を与える。
毎回のミニ課題20%と二回のレポート80%によって総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
ユニバーサルパスポートで全体の講評を連絡する。
履修上の注意・履修要件
毎回配られる資料と講義内容とを合わせて理解するよう適宜メモを取って講義に臨むこと。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。