シラバス情報

授業科目名
環境分野総合講義
(英語名)
Introduction to social design andenvironmental design
科目区分
専門基礎科目(専門関連科目)
対象学生
環境人間学部
学年
1年
ナンバリングコード
HHHBE1MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
宇野 康司、宇高 雄志、江口 善章、大橋 瑞江、糟屋 美千子、木村 敏文、土川 忠浩、中桐 斉之、三宅 康成、井関 崇博、中嶌 一憲、三田村 哲哉、木村 玲欧、安枝 英俊、水上 優、奥 勇一郎、杉山 武志、太田 尚孝、竹端 寛、増原 直樹、荘所 直哉、風間 健宏
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標9/目標11/目標13/目標15
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
環境・人間に関する諸問題を学ぶ上で、本学部では環境分野(社会デザイン系・環境デザイン系)、人間分野(国際文化系・人間形成系)の2つの視点から考えることを提案している。本講義では、環境分野における諸問題に対する理解を深めることを目的とする。
本講義の達成目標は、1)社会デザイン系が標榜する共生社会の創造に関わる基礎知識について修得すること、2)環境デザイン系が標榜する地球環境の現状と将来・生物の生態に関する研究、我々の生活を支える住居環境・より良い社会環境構築への取り組みについて修得すること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
社会デザイン系では、多様な人々が対等に関わりながら、ともに暮らせる共生社会の創造を探求します。本講義では「政策」「コミュニティ」「コミュニケーション」などのテーマから共生社会の創造に関わる基礎知識について概説します。環境デザイン系では、地球環境の現状と将来、生物の生態に関する研究、我々の生活を支える住居環境、さらにはより良い社会環境構築への取り組みなどについて概説します。
社会デザイン系
1. ガイダンス(社会デザイン系の教育・研究について)
2. 「地球温暖化」への対応—環境と経済のバランス/「環境政策」の定性的・定量的研究手法
3. 「観光振興」に込められた意味について/よりよい「都市」づくり
4. 「農村」地域の環境づくり/「地域コミュニティ」と地理的環境
5. 社会と「福祉」の関わりについて/「防災」におけるコミュニケーションのあり方
6. 環境人間学フォーラムへの参加
7. 「コミュニケーション」のデザイン/社会における「メディア」の役割
8. まとめとディスカッション
環境デザイン系
9. 地球・地域環境における大気と水
10. 環境科学分野への情報技術の活用
11. 五感のデザインのしくみと工夫/建築史・意匠を学ぶ意義
12. 住居と生活文化の多様性とこれから
13. 現代建築における建築計画の役割/建築への「問い」の重要性
14. 人間の住む地球環境ができるまで/建築における建築構造が果たす役割
15. 森林と環境と人間社会

※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
必要に応じてユニバーサルパスポートの授業資料にて配付する。
参考文献
必要に応じて講義中に紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
予習
ユニバーサルパスポートの授業資料の内容や記載されている用語について、わからない場合は事前に調べておくこと。各回につき2時間を目安とする。
復習
授業で示した資料および図表から読み取ることのできる事実関係、それらを介して見えてくる政策やコミュニティの背景、様々な事例の特徴について、授業資料やノート等を見直して復習すること。レポート課題等がある場合はその作成も含めて各回につき2時間を目安とする。
アクティブ・ラーニングの内容
ユニバーサルパスポートのクリッカー機能等を活用した双方向の授業を行う場合がある。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
社会デザイン系が標榜する共生社会の創造に関わる基礎知識について修得し、環境デザイン系が標榜する地球環境の現状と将来・生物の生態に関する研究、我々の生活を支える住居環境・より良い社会環境構築への取り組みについて修得した者に単位を授与する。また、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、 S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

成績評価の方法
各担当教員から出される課題100%を基準として、受講態度を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
ユニバーサルパスポートの課題提出のフィードバック欄にて提出内容に対してコメントする場合がある。
履修上の注意・履修要件
・課題の内容と提出期限などの詳細は講義時に担当者が指示する。
・授業において、小レポートなどを課すので積極的に出席・参加すること。
実践的教育
該当しない
備考
担当教員は社会デザイン系・環境デザイン系におけるさまざまな研究を行っている。この講義は、担当教員の専門分野の基礎を解説するものである。詳細は教員データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。