生涯スポーツ論

Study of Lifelong Sports

専門教育科目／教職課程科目

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環境人間学部

2年

HHHBE2MCA1

2.00単位

講義 (Lecture)

2024年度後期

森　寿仁

環境人間学部

日本語

目標3／目標4

2◎／1〇

ー

1-1◎／1-2〇

目標１:磨き続ける力

【講義目的】
「生涯スポーツ」の意味するものは幅広い。体育・スポーツの違いを理解し、健康長寿社会における生涯スポーツとの関わり方について、幅広い視点から理解することを目的とする。

【到達目標】
我が国における生涯スポーツの位置付けを理解し、一生涯にわたってスポーツを実施することの意義を考え、説明できるようになることが到達目標である。

サブタイトル：スポーツとの関わり方を再考してみよう
キーワード：スポーツ科学、健康科学、健康寿命

本講義では生涯スポーツに関係する以下の内容について、幅広い観点から講述する。
1．ガイダンス・生涯スポーツとは
2．我が国における生涯スポーツ政策
3．健康づくりにおける生涯スポーツの役割
4．生活習慣病・ロコモティブシンドローム
5．子どもと生涯スポーツ
6．成年と生涯スポーツ
7．高齢者と生涯スポーツ
8．環境と生涯スポーツ①（暑熱環境、熱中症）
9．環境と生涯スポーツ②（水中環境、低酸素環境）
10．学校教育におけるスポーツ活動
11．運動処方の実際①（身体活動指針）
12．運動処方の実際②（体力値の評価法、安全管理）
13．総合地域スポーツクラブとその役割
14．アダプテッドスポーツ・障害者スポーツ
15．授業の総括
定期試験
※PCの利用：授業で使用することはない。毎回の授業の最初にユニバーサルパスポートで実施する小テストをPCで受験することは妨げない（スマートフォンでの受験が可能）。
※生成系AIの利用：この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。

講義資料を随時配布する。

健康運動指導士講習会テキスト上・下
生涯スポーツ実践論-生涯スポーツを学ぶ人たちに-，川西正志・野川春夫 編著，市村出版
健康づくりのための運動の科学，鵤木秀夫・柴田真志 他，化学同人

【事前学習】講義資料の事前確認と内容に関する下調べ（15h）
【事後学習】講義資料を用いた講義内容の復習を行うとともに参考書を用いて知識理解を深める（45h）．なお、毎回の授業で前回の講義内容に関する小テストを実施する．

・授業時間内において机上の知識を実体験する時間を設ける（例：貯筋運動・コーディネーション運動の実施、万歩計を用いた身体活動量の測定）
・受講生間で意見交換を行い、発表する機会を設ける

【成績評価の基準】
我が国における生涯スポーツの現状と一生涯スポーツを実施することの意義を理解し、説明できる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力（知識、思考力など）の到達度に応じてS（90点以上）、Ａ（80点以上）、B（70点以上）、C（60点以上）による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
定期試験70%、毎回の授業における授業への取り組み（小テスト・小レポート）30%をもとに総合的に評価する。

【小テスト】小テスト終了後に、前週の復習を兼ねたテスト内容の解説を行う。その際、正答率の悪かった問題についてはより丁寧に解説をする。
【定期試験】全体的な講評や模範解答をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って示す。

履修に当たっては、授業資料の見直しや小テストの再受験など，十分に復習をして講義に出席すること。

該当しない

担当教員は健康運動指導士資格および中学・高校の教員免許（保健体育）を保有している。また、生涯スポーツ学、運動生理学、トレーニング科学の研究を行なっている。