シラバス情報

授業科目名
環境学実験2
(英語名)
Experiments of Environmental science 2
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA4
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
大橋 瑞江、宇野 康司、風間 健宏
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標13/目標14/目標15
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/2〇/4〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】環境問題の本質を理解し、その解決方法を探るために必要となる自然科学の実験手法を習得することを目的とする。
【到達目標】環境を学ぶための実験手法として、フィールド由来のサンプルや環境データに対して物理、化学、生物、地学の4方面から調査、分析、解析を行い、自然のメカニズムを理解し説明できること、その保全のための幅広い知識と多様な実験技術について関連付けることを到達目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:土壌,ため池,火成岩
講義内容・授業計画

1.「花崗岩の分析」大陸地域を構成する主要な岩石である花崗岩の分析方法を学ぶ。

2.「火山砕屑岩の観察」火山活動により堆積した火砕物を観察する方法を学ぶ。

3.「⼟壌の物理性」⼟壌の物理構造とその形成過程を学ぶ。

4.「土壌の生物性」根や土壌微生物などを対象に、土壌内での生物活動について理解する。

5.「ため池フィールド調査」全国一の数を誇る兵庫県のため池を訪問し、物理・化学環境の測定方法について学ぶ。

6.「水質評価」水中の溶存・懸濁物質の測定方法について学ぶ。

7. とりまとめ


※パソコンの利用:パソコンを必要とする授業回がある場合,事前に連絡する

生成系AIの利用:
生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
実験内容、方法に関しては別途資料を配付する。
参考文献
参考書籍、文献等については授業の際に指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】実験内容に関することを予め調べておくこと(8h)
【復習】実験内容を復習しておくこと(8h)
アクティブ・ラーニングの内容
実験・観察等により得られた結果について学生とのディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法

基準:講義目的を理解し、次の目標に到達した者に単位を与える.

環境分野における様々な問題について説明・議論できる.

問題の評価・解決のための多様な計測技術、保全技術について説明できる.

環境技術分野におけるデータの取扱についての知識を習得する.

これらを、知識・技能、思考力、判断力、表現力等の到達度に応じてSからCまで成績を与える。レポート課題について評価は次を基準とする.
   S:講義内容を深く理解し、自ら創意工夫を加えてレポート課題を実施した.
   A:講義内容を理解し、探求的なレポート課題を実施した.
   B:講義内容を理解し、標準的なレポート課題を実施した.
   C:講義内容の理解し、レポートは最低限の水準を満たしている.

レポート課題100%を基準として,受講態度(実験に対する取り組み姿勢や積極的な質問等)を含めて総合的に判断する.
課題・試験結果の開示方法
優れた内容のレポートを講義の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件

・履修要件ではないが「環境学基礎実験1, 2」「環境学実験1」の知識があると理解しやすい内容なので、2年次・前期の「環境学基礎実験1, 2」、3年次・前期「環境学実験1」の受講を薦める。

・履修希望者が定員を超える場合は、ランダム抽選より履修者を決定する場合がある.なお、履修希望者が定員を若干名超える場合は、履修希望者全員の履修を認める場合もある.


実践的教育
該当しない
備考
担当教員は環境デザイン系においてさまざまな研究を行っている。各担当教員の詳細は教員研究者データベースHP(https://cv01.ufinity.jp/u_hyogo/)を参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。