シラバス情報

授業科目名
住環境学Ⅱ
(英語名)
Environmental Engineering ArchitectureⅡ
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
土川 忠浩
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標7/目標11
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】住環境学Iを基礎として、健康で快適な住環境(主に室内空間)を形成するために必要な環境要素である、光・空気・熱・湿気・音の物理的特性をより深く理解することを目的とする。
【到達目標】それぞれの環境要素の基礎的・応用的な理論を説明できることを目標とする。 

授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】
健康で快適な住環境を形成するためには、光、空気、熱、湿気および音を適切にコントロールする技術が欠かせない。本講義では、住環境学Iでの内容を深め、住環境での応用を解説する
【授業計画】
1.快適条件/温熱環境の快適指標
2.日照・日射(1)/日差曲線とその応用
3.日照・日射(2)/日射・長波長放射とその熱量計算法
4.日照・日射(3)/日照調節、陰影の作図方法の解説
5.日照・日射(4)/陰影の作図演習
6.採光・照明/照度計算、昼光照明方式、人工光源・人工照明計算
7.換気と通風(1)/圧力と圧力差,換気計算の基礎式
8.換気と通風(2)/換気計算法,換気計画
9.建築伝熱/建物外表面の熱授受、定常室温の計算法
10.湿気・結露(1)/材料の含水特性,壁の透湿と結露(定常透湿計算)
11.湿気・結露(2)/壁の透湿と結露(多層壁の湿度分布),結露とその防止
12.建築音響/室内音響
13.建築音響/遮音
14.住環境に対する環境人間学からの視点
15.まとめと評価(到達度の確認)

※パソコン等の利用:毎回の講義において事前配布PDF資料閲覧、課題レポート作成等で使用する。
※生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。

教科書
教科書:「最新建築環境工学」,井上書院
参考文献
建築環境工学用教材(環境編),日本建築学会
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】各回の事前配布プレゼン資料(PDF)の確認と教科書の該当部分の事前読み込み(各回2h)
【復習】課題レポート作成(3回、9h)、講義内容の理解を深め定着させるために教科書、資料の読み直し(各回2h)


アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
住環境における光、空気、熱、湿気、音の物理的特性を理解し、それぞれの環境要素の基礎的・応用的理論を説明できる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
<!--[if !supportLineBreakNewLine]-->成績評価の方法
平常点(受講態度、レポート、小テスト)、定期試験等を総合的に考慮して評価する。

課題・試験結果の開示方法
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。



履修上の注意・履修要件
・原則として住環境学Ⅰの単位取得済みが履修の要件である。
・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、「講義内容・授業計画」に記載したテキスト等の該当箇所などについて、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
・本講義は姫路環境人間キャンパスで開講する。また、本講義は原則対面で実施する予定であるが、新型コロナウイルスの感染拡大等の状況によってはオンライン授業とする可能性がある。履修者は,自宅でオンライン授業の受講ができる環境(PCやWi-Fi環境)を整えておくこと。

実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。