シラバス情報

授業科目名
都市農村交流論
(英語名)
Study of Rural-Urban Exchanges
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
三宅 康成
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標11/目標17
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと。
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと。

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎/1〇/3〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
地域振興・活性化を目指して全国的に展開されている「都市と農村の交流」を通した農村の「地域づくり」において,具体的な展開事例を踏まえながら現状を学ぶことを目的とする。
本講義の到達目標は,都市農村交流に関する基本的な考え方を理解し,交流を通した農村の地域づくりにおける具体的な手法や課題を説明できることである。
授業のサブタイトル・キーワード
講義内容・授業計画
【講義内容】環境に配慮した新しいツーリズム(グリーンツーリズム,エコツーリズム,アグリツーリズムなど),レクリエーション施設(市民農園,観光農園,オーナー農園など),農村資源を対象とした保全活動や環境教育活動などの各種活動における交流を通した「地域づくり」を具体事例として取りあげ,発展の経緯,現状,課題を講述する。
【授業計画】
1.    ガイダンス〜本講義の概要
2.    地域環境の再生・活性化と都市・農村交流
3.    グリーンツーリズムによる交流〜特徴と発展プロセス
4.    グリーンツーリズムによる交流事例(その1)
   ・海外のグリーンツーリズム(英国,フランス,ドイツなど)
5.    グリーンツーリズムによる交流事例(その2)
   ・海外のグリーンツーリズム(ニュージーランド)
6.    グリーンツーリズムによる交流事例(その3)
   ・日本の農村ツーリズムの進展(農家民宿,農家レストラン,各種体験活動など)
7.    市民農園を通した交流(その1)
   ・発展の歴史と特徴
8.    市民農園を通した交流(その2)
   ・事例紹介
9.    農産物を通した交流〜ファーマーズマーケット
10. 農業と教育を通した交流〜教育ファーム
11. 地域資源を通した交流〜エコミュージアム
12. 環境改善活動を通した交流〜グラウンドワーク
13. 交流を通した地域づくり(その1)
   ・兵庫県の取り組み
14. 交流を通した地域づくり(その2)
   ・地域再生大作戦に見る地域の変化
15.まとめと評価(到達度の確認)

※生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。
教科書
使用しない。適宜,資料を配信する。
参考文献
グリーンライフ入門−都市農村交流の理論と実際,農山漁村文化協会,2005
兵庫から地方の新しい未来を探るー地域を創生する8つの挑戦ー,2022
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して事前に配布する資料の読み込み(20h)
【復習】レポート作成(数回)(20h),講義内容の理解を深め定着させるための配布資料の読み直し(20h)

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 都市農村交流に関する基本的な考え方を理解し,交流を通した農村の地域づくりにおける具体的な手法や課題を説明できる者については,講講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能,思考力,判断力,表現力など)の到達度に応じてS(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ,単位を付与する。
【成績評価の方法】
 小レポート3回(各20%合計60%),最終レポート40%を基準として,受講態度を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポート等については講義内で講評する。もしくはユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って返すことがある。
履修上の注意・履修要件
・履修にあたっては「農村計画」の単位取得済みを要件とする。
・十分な予習・復習して講義に臨むこと。

実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。