シラバス情報

授業科目名
応用倫理
(英語名)
Applied Ethics
科目区分
全学共通科目
対象学生
全学部(全学共通科目、教職課程科目、副専攻科目)
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
担当教員
伊藤 均
所属
非常勤講師
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標4
オフィスアワー・場所
授業時
連絡先
ed-ito@s6.dion.ne.jp

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/2-1◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
この授業では、個別的な各分野における倫理問題と、それに対する考え方を取り上げて考察する。具体的には、生命倫理、技術倫理、環境倫理といった、応用倫理における代表的なテーマを取り上げるとともに、異文化間の倫理問題といった、この分野では取り上げられる機会の少ないテーマも取り上げることにする。それによってこれらの倫理問題における基本的な問題点や主張に関する基本的な知識を身につけ、説明できるようになることを目的とし、また自らこれらの問題に関して見解を述べることができるようになることを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
【サブタイトル】
 実践倫理
【キーワード】
 滑りやすい坂道、普遍的価値観、障害と技術、脳死、共鳴する死、動物解放論
講義内容・授業計画
1回目:イントロダクション
2回目:重度障害新生児の延命を巡る議論①
3回目:重度障害新生児の延命を巡る議論②
4回目:重度障害新生児の延命を巡る議論③
5回目:文化的相対主義①
6回目:文化的相対主義②
7回目:文化的相対主義③
8回目:心理学的エゴイズム①
9回目:心理学的エゴイズム②
10回目:技術と倫理・出生前診断①
11回目:技術と倫理・出生前診断②
12回目:環境倫理①
13回目:環境倫理②
14回目:脳死論議
15回目:人の死を巡って
教科書
毎回プリントを配布する。
参考文献
授業中に指示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
 講義で取り扱われるテーマに関して、様々なメディア等でその内容や問題点をあらかじめ調べておく。〔30時間(各回2時間)〕
【復習】
 講義で取り上げられたテーマに関して、講義で紹介された論点を改めて自分で批判的に検討し、自分独自の見解はどのようになるかを考察してみる。〔30時間(各回2時間)〕
アクティブ・ラーニングの内容
この講義で取り上げる各テーマは様々なメディアにおいてもしばしば取り上げられるものであるので、日ごろからそれらに目を通し、どのような報道、議論が行われているかを確認し、また自分でもそれらの問題に関して考察していくことが必要である。
成績評価の基準・方法
学期末レポートを中心として評価する予定。加えて、授業中に数回、内容のまとめを提出する機会を設けるので、その評価も加味して全体的に評価する。取り上げられたテーマの内容を適切に説明できているか、またそれらに対する自らの考察を展開できているかを評価の基準とする。学期末レポートと平常の提出物との比率は60%と40%とする。いわゆるコピー&ペースト、生成AIの使用は当然不可。
課題・試験結果の開示方法
授業中に提出するまとめに関しては、次の授業において主だった内容を紹介してコメントを述べる。
学期末の最終レポートに関しては、主な内容や講評をユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って紹介することにする。
履修上の注意・履修要件
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。