シラバス情報

授業科目名
栄養管理学
(英語名)
Nutrition Management
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
中出 麻紀子、金子 一郎
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
1◎/2〇
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】管理栄養士にとって最も重要な実践活動である栄養管理の概念とプロセス、栄養管理に必要な食事摂取基準の基本的考え方と活用理論について講義を行い、知識を修得することを目的とする。
【到達目標】栄養管理の流れについて説明ができること、食事摂取基準の策定方法・目的・原理を理解し、科学的根拠に基づいた正しい栄養評価ができるようになることを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード

サブタイトル:栄養管理の基本、食事摂取基準を正しく理解し正しく活用するために

キーワード:栄養管理、食事摂取基準、栄養素

講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、第1回目から第7回目まで栄養管理の概念と分野別でのプロセス(アセスメント、計画、実施、モニタリング、評価)について、第8回目から第15回目までは食事摂取基準の総論と各論について解説する。

【授業計画】
1. 栄養管理の概念、目的(中出)(Chapter 1-1、1-2)
2. 栄養管理プロセスの概要(中出)(Chapter 1-3)
3. 栄養管理の手順と記録:医療分野(中出)(Chapter 1-4)
4. 栄養管理の手順と記録:保健分野(中出)(Chapter 1-4)
5. 食事調査の意義と目的(中出)(Chapter 3-2)
6. 栄養アセスメント:身体計測(中出)(Chapter 4-1、Chapter 4-2)
7. 栄養アセスメント: 臨床検査(中出)(Chapter 4-3)
8. 日本人の食事摂取基準(2020年版)総論:策定の方針と基本的事項(金子)
9. 日本人の食事摂取基準(2020年版)各論1-1, 1-5:エネルギー(金子)
10. 日本人の食事摂取基準(2020年版)各論1-2:たんぱく質(金子)
11. 日本人の食事摂取基準(2020年版)各論1-3:脂質(金子)
12. 日本人の食事摂取基準(2020年版)各論1-4:炭水化物(金子)
13. 日本人の食事摂取基準(2020年版)各論1-6:ビタミン(金子)
14. 日本人の食事摂取基準(2020年版)各論1-7:ミネラル(金子)
15. 日本人の食事摂取基準(2020年版)各論2,3:対象特性・生活習慣病(金子)
定期試験

※生成系AIの利用:この授業においては生成系AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。
教科書
小切間美保、木戸康博編. 栄養管理の基本. 医歯薬出版. (2021)(生協等で購入する)
伊藤貞嘉、葛谷雅文監修. 日本人の食事摂取基準(2020年版)第一出版. (2020)(生協等で購入する)
適宜プリントを配布する。
参考文献
福渡努、岡本秀己編著. 新食品・栄養科学シリーズ応用栄養学第5版 化学同人出版. (2021)

国民健康・栄養調査(厚生労働省)

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストの該当部分を事前読み込み(2時間×15回)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト、配布プリントの読み直し(2時間×15回)
アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法

【成績評価の基準】栄養管理の基本とプロセス、日本人の食事摂取基準の内容について理解する者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
【成績評価の方法】小テスト(20%)、定期試験(80%)を基準として評価する。

課題・試験結果の開示方法
小テストは、原則、テスト後に講義内で解説する。
小テストや定期試験後に、試験問題に関する質問がある場合は、オフィスアワーの時間帯に対応する。
履修上の注意・履修要件
・食環境栄養課程のみ履修可能
・「講義内容・授業計画」に記載したテキストや配布プリントの該当箇所について、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
授業初めに確認テストを行う場合がある。前回の授業内容を復習した上で授業に臨むこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。