公衆栄養学Ⅱ

Public Health NutritionⅡ

専門教育科目

−

環境人間学部

3年

HHHBE3MCA1

2.00単位

講義 (Lecture)

2024年度後期

中出 麻紀子

環境人間学部

日本語

目標1／目標2／目標3

オフィスアワー一覧表（ユニバーサルパスポートに掲示） を参照のこと

オフィスアワー一覧表（ユニバーサルパスポートに掲示）を参照のこと

1◎／2〇

ー

ー

ー

【講義目的】公衆栄養学は、国民全体や地域住民の疾病予防、健康増進のための学問である。本講義では国民健康・栄養調査、食料自給率、国際栄養、栄養疫学、公衆栄養関連法規について解説し、知識を身に付けることを目的とする。
【到達目標】上記に関する内容について自ら説明できるようになることを目標とする。

キーワード：国民健康・栄養調査、食料自給率、国際栄養、栄養疫学、公衆栄養関連法規

講義内容
わが国と諸外国における健康・栄養上の課題及びそれらに対応するための栄養政策、食事調査における誤差、エネルギー調整法、食事摂取基準を用いた食事の評価法について解説する。

授業計画：
1. 国民健康・栄養調査：調査の目的・沿革（第3章-4）
2. 国民健康・栄養調査：調査の内容・方法（第3章-4）
3. 日本の健康・栄養問題の現状と課題（第2章-1）
4. フードバランスシート（食糧需給表）（第2章-3）
5. 食料自給率（第2章-3）
6. 諸外国の健康・栄養問題の現状と課題（第2章-4）
7. 諸外国の健康・栄養政策（第2章-4）
8. 栄養疫学の概要：栄養疫学の役割（第4章-1）
9. 栄養疫学の概要：栄養疫学研究の種類（第4章-6）
10. 食事調査における変動と誤差（第4章-2）
11. 食事摂取量の評価方法：総エネルギー調整栄養素摂取量（第4章-4）
12. 食事摂取量の評価方法：食事摂取基準の基礎理論、食事摂取基準を用いた栄養摂取量の評価（第5章-2）
13. 公衆栄養関連法規：栄養士法、健康増進法（第3章-2）
14. 公衆栄養関連法規：地域保健法、食育基本法（第3章-2）
15. まとめ
定期試験

※生成系AIの利用：この授業においては生成系AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。

荒牧礼子、今井絵理編. ステップアップ栄養・健康科学シリーズ公衆栄養学. 化学同人. (2023)（生協等で購入する）
プリントを配布する。

授業中に適宜紹介する。

【予習】授業に際して指示するテキストの該当部分を事前読み込み（2時間×15回）
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト、配布プリントの読み直し（2時間×15回）

採用しない。

成績評価の基準：国民健康・栄養調査、食料自給率、国際栄養、栄養疫学、公衆栄養関連法規について理解する者には、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に応じてS（90点以上）、A（80点以上）、B（70点以上）、C（60点以上）による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法：小テスト（10％）、定期試験（90％）を基準として評価する。

小テストは、原則、テスト後に講義内で解説する。
小テストや定期試験後に、試験問題に関する質問がある場合は、オフィスアワーの時間帯に対応する。

・食環境栄養課程のみ履修可能
・「講義内容・授業計画」に記載したテキストや配布プリントの該当箇所について、十分な予習・復習をして講義に出席すること。

該当しない

授業初めに確認テストを行う場合がある。前回の授業内容を復習した上で授業に臨むこと。