シラバス情報

授業科目名
臨床分子医学実習
(英語名)
Practice of Clinical Medicine
科目区分
専門教育科目
対象学生
環境人間学部
学年
3年
ナンバリングコード
HHHBE3MCA5
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度前期
(Spring semester)
担当教員
吉田 優、田中 更沙
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニパ上に掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニパ上に掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
2◎
研究科DP
全学DP
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】
 臨床医学で学んだ知識を発展させるため、診断や検査値、薬物治療などについて理解を深めることを目的とする。すべての人に健康を届けるためのに医療現場から社会の課題として求められている高いレベルでの臨床医学を実習形式で学ぶ。そのため、実際の症例の病歴や症状、臨床検査値などを提⽰し、症例の問題点を明らかにする。さらに、診断や栄養療法について⾃⼰学習を⾏い、グループで発表することで知識を深める。

【到達目標】
 臨地実習においた⼗分に症例を理解できる知識と技能を取得すること、臨床医学の知識を整理し人に説明することができることを最低到達目標とする。


授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:症例の診断から治療まで
キーワード:疾患の診断と治療、カルテの書き方


講義内容・授業計画
【講義内容】
 この実習は⽊・⾦曜⽇の3〜5時限を⽤いて以下の内容を8⽇間に分け実施する。初⽇のオリエンテーションで詳しい⽇程などを説明する。
 演習は10のGroupに分かれて⾏う予定である。

【授業計画】
1. 症例1:消化管疾患
2. 症例2:代謝疾患(1)
3. 症例3:腎疾患
4. 症例4:肝疾患
5. 症例5:循環器疾患
6. 症例6:呼吸器疾患
7. 症例7:低栄養
8. 症例8:代謝疾患(2)/まとめと課題



教科書
・実習書は実習前の4月初旬に閲覧可能となるので、確認して予習してくること。
・臨床医学の教科書を持参すること

参考文献
以下の書籍をグループごとに貸し出します。
・今⽇の治療薬 2015~2022(南江堂)
・ミッフィーの早引き検査値・数式ハンドブック (エクスナレッジ)
・臨床検査値判読ハンドブック(南江堂)
※ これらは臨床栄養臨地実習・インターンシップでも貸し出します。

事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】
 実習書の事前読み込み(8回、1回あたり3時間)、プレゼンテーションの準備(8回、1回あたり3時間)

【復習】
 レポートやプレゼンテーションの作成(8回、1回あたり5時間)

アクティブ・ラーニングの内容
毎回、グループ単位のプレゼンを予定、学生同士のディスカッションを行う。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
・ヒトの疾病を理解し、すべての課題を提出した学⽣に単位をあたえる。
・総合点で成績を評価する。
・総合点に応じてSからCの成績をあたえる。

【成績評価の方法】
・総合点は症例発表の内容、討論への参加具合、課題(レポート)(50%)と最終⽇実施する成績評価⽤の課題
(50%)から算出する。これに受講態度を含め総合的に評価する。

課題・試験結果の開示方法
レポート作成時やプレゼン発表時に随時コメントとしてフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
・⾷環境栄養課程のみ履修可能
・管理栄養⼠国家試験受験資格必須科⽬(⼈体の構造と機能及び疾病の成り⽴ち)
・⼗分な予習をして実習に臨むこと
・実習なので原則として⽋席は許されない。
・生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。しかし、生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。


実践的教育
医師免許、⽇本内科学会の内科認定医の資格を持ち医療機関で診療に従事した経験がある教員が、症例の提示など臨床現場の経験を⽣かした実践的教育を⾏う。
備考
担当教員は医学・⽣物学・栄養学の研究を⾏っている。この講義はその基礎となる部分を実習形式で教授するものである。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。