教員名 : 加藤 陽二
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授業科目名
生化学実験2
(英語名)
Experiments in Biochemistry 2
科目区分
専門教育科目
ー
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
HHHBE2MCA4
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実験 (Experiment)
開講時期
2024年度後期
担当教員
加藤 陽二、半澤 史聡
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標9
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
3◎/2〇
研究科DP
ー
全学DP
ー
教職課程の学修目標
ー
講義目的・到達目標
【講義目的】管理栄養士として活躍するためには、生化学に関する実験研究の基礎的な理解、実施能力、が重要である。本実験(生化学実験II)では細胞オルガネラの分画法を学ぶと共に、蛋白質、DNAの分析法を習得する。具体的には肝臓からの細胞オルガネラの分画、蛋白質電気泳動及びブロッティング・免疫染色、ゲル濾過分画、蛋白質濃度測定、酵素活性測定、DNAの単離・定量などを行う。
【到達目標】本実験の到達目標は、1)生化学の基礎的な研究方法を習得すること、2)実験のレポートを的確にまとめる能力を習得すること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:基礎的研究力を身につけるための生化学実験2
キーワード:核酸、タンパク質、酵素活性、電気移動・免疫化学的手法 講義内容・授業計画
【講義内容】本実験では、細胞のオルガネラ分画を行う。肝臓から核などを取り出し、その分画について各種酵素活性を指標に評価する。DNAの取り扱いの初歩を学ぶ。また食品試料から蛋白質を取りだし、精製・分画し、その特性を知る。蛋白質電気泳動(SDS-PAGE)及びウエスタンブロッティング、ゲル濾過分画、蛋白質濃度測定、酵素活性測定などを行う。
なお、連続で実施する必要がある実験もあり、開講日の都合などによって、シラバス記載の順序から変更する可能性もある。 【講義・実験計画】 1. 全体の実験の説明(講義)、器具の確認や試薬の調製 2. タンパク質の取り扱い:蛋白質の定量法(検量線の作成) 3. 細胞分画:実験の説明(講義) 4. 細胞分画:肝臓からのオルガネラ分離 5. 細胞分画:マーカー酵素活性の測定 6. 細胞分画:肝臓からのDNA抽出 7. 細胞分画:DNAの定量 8. タンパク質の取り扱い:ゲル濾過トレーニング 9. タンパク質分離:卵白からの蛋白質の単離(遠心、硫安分画) 10. タンパク質分離:卵白からの蛋白質の単離(透析、酵素活性の測定) 11. タンパク質分離:カラムクロマトグラフィーによる蛋白質の分離 12 タンパク質分離:分離蛋白質の確認と酵素活性 13. タンパク質分離:分離蛋白質の電気泳動、蛋白質染色 14. タンパク質分離:分離蛋白質の免疫転写、免疫染色 15. まとめと評価 ※生成系AIの利用について: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポート等として提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
教科書は指定しない。実習書を印刷して配布する。
参考文献
建ぱく社「Nブックシリーズ生化学実験」を参考図書にする。なお、資料などは適宜配布あるいは掲示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】実験実習に際して指示するテキストの部分を事前読み込み・フローチャートの準備(1時間×8回分=8時間)
【復習】実習内容の理解を深め定着させるためにテキストの読み直し(1時間×8回分=8時間)、レポート作成(2回×8時間=16時間) アクティブ・ラーニングの内容
アクティブラーニングは利用しない。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
細胞や組織についての取り扱い方法、タンパク質成分の分析方法等についての実践的提案や、実験データの解析や考察ができる者に単位を授与する。 講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 成績評価の方法 レポート・小テスト100%を基準として、実験実習中の受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
レポートにはコメントをつけて各自に個別で返却する。
履修上の注意・履修要件
・十分な予習・復習をして実験に出席すること。食環境栄養課程の学生に限る。
実践的教育
該当しない。
備考
この実験は、担当教員の専門分野である生化学などの学問的基礎部分を実習するものである。詳細は教員研究者データベースを参照のこと。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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