シラバス情報

授業科目名
健康基礎実習3
(英語名)
Basic Exercise for Health 3
科目区分
専門教育科目/教職課程科目
対象学生
環境人間学部
学年
2年
ナンバリングコード
IA9992TCA5
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度後期
担当教員
森 寿仁
所属
環境人間学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標4
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
4◎/2〇/3〇
研究科DP
全学DP
2-2◎/1-1〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/目標2:教え、寄り添う力/目標3:協働する力

講義目的・到達目標
【講義目的】
本講義は、「器械運動」としてマット運動を取り上げるとともに、「体つくり運動」としてなわとび、体ほぐしの運動、体力を高める運動を取り上げ、それぞれの学習のねらい、学習内容、学習計画の立て方及び技能、練習法、補助法を理論と実践を通して習得することを目的とする。

【到達目標】
本講義の到達目標は、1)基礎技術を修得すること、2)指導法を修得すること、3)自身の感じる動作のコツを他者に伝えられること、である。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:身体操作のコツを理解しよう
キーワード:ICT、身体操作、学び合い
講義内容・授業計画
【授業内容】
マット運動における段階的な技術指導の方法について、1.技術の系統、2.技のポイント、3.指導のステップ、4.つまずきと解決のポイント、5.楽しみ方と技の発展、6.組み合わせ技の観点から学ぶ。また、なわとび運動、体つくり運動を理解し、各自が体つくり運動を考え、指導することにより指導力を身につけさせる。

【授業計画】
1.ガイダンス 本講義の目標や概要を説明する。
2.マット運動 (1)前転(前転・開脚前転・跳び前転・倒立前転・倒立前転・伸膝前転)
3.マット運動 (2)後転(開脚後転・伸膝後転後転・倒立後転)
4.マット運動 (3)倒立(壁倒立・補助倒立)
5.マット運動 (4)側転(川跳び側転・側転倒立回転・ロンダート・側方倒立回転跳び前ひねり)
6.マット運動 (5)はねおき(ネックスプリング・ヘッドスプリング)
7.マット運動 (6)前方倒立回転(前方ブリッジ・ハンドスプリング)
8.マット運動 (7)連続技(伸膝前転・側方倒立回転・倒立前転・伸膝後転・後転倒立・前方倒立回転)
9.マット運動 (8)連続技のテスト
10.マット運動 (9)プレゼンテーション
11.なわとび運動 (1)短縄跳び
12.なわとび運動 (2)大縄跳び
13.体つくり運動 (1)体ほぐしの運動
14.体つくり運動 (2)体力を高める運動
15.まとめと評価(到達度の確認)
※PCの利用:基本的に授業時間内に使用することはないが、プレゼンテーションの際に自身のPCを使用することは可能である。
※生成系AIの利用:生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。しかし、生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。
教科書
担当教員が必要に応じて配布する
参考文献
日本体育大学体操競技研究室編:器械運動授業ノート,アイオーエム出版
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【事前】実践内容に関する資料(動画資料含む)の確認(15h)、プレゼンテーションの準備(5h)
【事後】授業時の動画を確認し、自身の課題を把握するとともに、改善のためのトレーニング方法を考える(20h)
アクティブ・ラーニングの内容
大型モニタに自身の動きが遅れて表示される遅延再生ソフトを用いて、自身で動きを確認できるようにする。スマートフォンおよびタブレットでの動画撮影や動画比較アプリケーションなどを用いて(授業内で適宜紹介)、受講生間で協力しながら課題を発見し、解決するための方法を考える。それらの実践知の共有のためのプレゼンテーションも行う
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
 マット運動、なわとび、体つくり運動の技術を理解・修得した上で、師範し、指導ができる者に単位を授与する。
 到達目標の到達度に応じてS(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
 課題到達度50%、授業態度30%(積極的な練習態度、学び合いへの参加など)、プレゼンテーション20%を基準として、総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
【課題到達度】毎回の授業時において、個別の課題に対するフィードバックを行う
【プレゼンテーション】取り上げた運動課題に関するコツや注視点などを当該授業時にフィードバックするとともに、プレゼンテーションの方法や身体操作感覚に関する実践知(コツ)を受講生間で共有する
履修上の注意・履修要件
教職(保健体育)における必修科目である。
施設の関係上、履修者は15名とする。もしも定員を超過した場合にはランダム抽選で履修者を決定する。ただし、教職履修者は優先とする。なお、履修希望者が定員を若干名超える場合は、履修希望者全員の履修を認める場合もある。


実践的教育
該当しない
備考
体育館シューズを必要とする。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。