シラバス情報

授業科目名
学校栄養教育実習2
(英語名)
Teaching Practice of NutritionTeacher 2
科目区分
教職課程科目
教職課程科目
対象学生
環境人間学部
学年
4年
ナンバリングコード
IAHBE1TCA5
単位数
1.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
実習 (Practical Training)
開講時期
2024年度前期
担当教員
尾﨑 公子、西川 雅秀、保坂 裕子、坂本 薫、永井 成美、井上 靖子、竹内 和雄、乾 美紀、山口 裕毅
所属
環境人間学部

授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標4
オフィスアワー・場所
電子メールで事前連絡してください・講義後の教室また は教員研究室(E215 永井)
連絡先
メールアドレス(オフィスアワー 一覧表を参照)

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-1◎/2-2〇
教職課程の学修目標
目標1:磨き続ける力/目標2:教え、寄り添う力/目標3:協働する力

講義目的・到達目標
【講義目的】
栄養教諭として必要な知識、技能、態度、心構えや実践的な指導力を習得するために、次の内容を実習する。

【到達目標】
1. 合理的な配慮を必要とする児童及び生徒への相談指導の実際と、他の児童及び生徒への指導上の配慮を修得する。
2. 学級活動、給食の時間、教科担任などと連携した食に関する指導の参観、補助、実施ができる。
3. 食に関する指導に係る全体計画の作成手順や、学校、家庭、地域が連携した食に関する指導を修得する。
4. 学校給食の栄養管理、衛生管理などの管理業務を修得する。

授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:教育実習(栄養教諭)
キーワード:栄養教諭、教育実習、食に関する指導、学校給食管理
講義内容・授業計画
各実習校の実習計画に従い、次の内容の実習を行う。(担当者全員)
1. 学校についての理解
・学校経営、校務分掌の理解、服務等
2. 児童生徒に対する個別の相談指導の実習
・指導・相談の場の参観、補助
3. 児童生徒への教科・特別活動における学習指導の実習
・学級活動における給食の時間における指導の参観・補助
・教科等における教科担任等と連携した指導の参観、補助
・給食放送指導、配膳指導、後片付けの参観・補助
・児童生徒集会、委員会活動、クラブ活動における指導の参観・補助
・学習指導計画・学習指導案の立案作成、教材研究
4. 食に関する指導の連携・調整の実習
・校内における連携・調整(学級担任、研究授業の企画立案、校内研修等)の参観、補助
・家庭・地域との連携・調整の参観、補助
5. 学校給食管理
・給食基本計画への理解
・ 栄養管理、衛生管理、調理指導等に関する実習計画

実習校を1か月以上前に訪問し、指導教諭から、担当する学級の児童・生徒の実態や、食に関する指導の全体計画、実習生が担当内容やそのための事前課題について指導と助言を受ける。教育実習中は、事前に設定した課題に取り組むとともに、毎日の 実習記録を実習先に翌日提出するとともに、課程専任教員とも毎日定時連絡を取り状況や事故の有無について伝える。

※ パソコンの利用:実習先の指示に従う。
※生成系AIの利用:教員の指示に従う。

教科書
田中延子編、栄養教諭のための教職実践演習・栄養教育実習ノート(学建書院)(3年次に購入済み)
教育実習ノート(様式)は、上記テキスト中のURLからダウンロードする。
参考文献
・文部科学省、第2次改訂 食に関する指導の手引き http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/1292952.htm
・その他:学習指導要領、小学校の科目等の教科書等、実習先の指導者と実習内容について相談のうえ、必要となる参考書や資料を実習に持参する。


事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前訪問、研究授業指導案・教材作成、研究授業準備(20h)
【復習】実習後のレポート(10h)
アクティブ・ラーニングの内容
・指導案・教材作成、研究授業練習と指導教員、実習校指導教諭、栄養教諭等とのディスカッション
・研究授業実施と、参観・指導教諭からのフィードバック

成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
栄養教諭として必要な知識、技能、態度、心構えや実践的な指導力を習得できた者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。

【成績評価の方法】
実習先からの評価表(30%)、指導案及び教材(20%)、実習態度(20%)、自己評価表を含む実習レポート(30%)を基準として、受講態度(積極的な発言や質問等)を含めて総合的に評価する。


課題・試験結果の開示方法
実習先指導教諭、本学教員より、教育実習先での研究授業、指導案等へのコメントなどのフィードバックを行う。
履修上の注意・履修要件
履修要件:
1. 学校栄養教育、栄養教諭に対する熱意がある者。
2. 以下に掲げる教職に関する科目を全て履修済であること、もしくは一部を履修中であること。
・学校栄養教育の理論と方法、食育指導の理論と方法、および3年次までに履修が必要な教職に関する科目

履修上の注意:
・教育実習先の指導教諭栄養教諭や学級担任等との連絡を密にした上で、課題や研究授業(指導案・教材)に関する学習と準備を進めること。
・教育実習ノートは、十分な枚数のコピーを持参すること。
・研究授業に必要な文房具等の物品は、栄養教育実習室にあるものを教員の指示により持参すること。
・「学校栄養教育実習2報告書」の様式を用いて、実習校からの指示等の最新情報を課程教員と常に共有すること(実習前の訪問後、電話での確認後、教育実習直前)。


実践的教育
担当教員には、教諭として、学校における生徒指導等に携わった経験を持つ教員を含む。
教育実習校における研究授業を行える力を修得するとともに、学校に関する理解を深め、教員を目指す学生としての資質の向上を目指す。


備考
・実習先の指導栄養教諭等の指導を受けながら、事前勉強、課題設定、研究授業準備等を入念に行うこと。
・食に関する指導は、学校給食を生きた教材として活用しつつ、学校教育活動全体の取り組みの中で進められる。実習校での指導教諭に相談し、実習内容、食育教材、指導案等を準備すること。

英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。