教員名 : 杉山 武志
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授業科目名
地域コミュニティ特論
(英語名)
Advanced Study for Regional Community
科目区分
ー
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
杉山 武志
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標8/目標9/目標11
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
1◎/2〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】地域コミュニティ研究には近年、多種多様な学問や政策論からアプローチがなされている。本講義では、場所性や領域性という人文地理学が大切にしてきた諸概念に基づきながら地域コミュニティに含意されたコンテクストを読み解き、都市・地域政策のあり方を地域コミュニティの視角から問いなおす提案力の修得を目的とする。
【到達目標】1)人文地理学を基盤に地域コミュニティ研究の専門的知識を説明・表現する、2)地域コミュニティの諸課題を解決するために地域コミュニティ研究の視角を政策論として提案できること、である。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード:コミュニティ、地理的不均等発展、社会的連帯経済、コミュニティ経済、ネオ内発的発展
講義内容・授業計画
【講義内容】
本講義では、毎回のテーマに基づいてディスカッションを行い、地域コミュニティ研究の視角を養う。 【授業計画】 1. ガイダンス:地域コミュニティの地理学的文脈を読み解く意義 2. 問題の所在①:新自由主義的都市の勃興!? 3. 問題の所在②:コミュニタリアニズムと公共性 4. 問題の所在③:地理的不均等発展と地域格差 5. 理論的視角①:領域性、場所性、地域性 6. 理論的視角②:サードセクターと社会的連帯経済 7. 理論的視角③:多様な経済とコミュニティ経済 8. 理論的視角④:内発的発展とネオ内発的発展 9. 理論のまとめ:地理学的コンテクストを再確認する 10.政策的展開①:地域コミュニティから「公民連携」を問いなおす 11.政策的展開②:地域コミュニティから「都市再生」を問いなおす 12.政策的展開③:地域コミュニティから「デジタル田園都市国家構想」を問いなおす 13.政策的展開④:地域コミュニティから「SDGs」を問いなおす 14.政策的展開⑤:地域コミュニティから「平成の大合併」を問いなおす 15.まとめと評価(到達度の確認) ※社会人向けの開講年次はオンラインと対面のハイブリッド形式で実施するため、毎回パソコンを使用する。 ※生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。生成系AIによる出力結果をそのまま課題レポートとして提出してはいけない。生成系AIによる出力をそのまま提出したことが判明した場合は単位を認定しない、又は認定を取り消すことがある。 教科書
講義内において適宜、教示する。
参考文献
講義内において適宜、教示する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示する文献等の読み込み、発表資料作成(30h)
【復習】期末レポートの作成(1回:10h)、講義内容の理解を深め定着させるために、授業に際して指示する文献等の読み込み(20h) アクティブ・ラーニングの内容
授業内において学生同士のディスカッションを行う
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
人文地理学を基盤に地域コミュニティ研究の専門的知識を説明・表現でき、地域コミュニティの諸課題を解決するための政策提案ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 受講者が提出する発表レポート50%、議論・討論20%、期末レポート30%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。 課題・試験結果の開示方法
発表レポートは、講義内にて講評する。
期末レポートについては、ユニバーサルパスポートのクラスプロファイル機能を使って講評を返す。 履修上の注意・履修要件
・授業中に指示した宿題や事前・事後学習はもとより、講義内で案内する文献を参考に、十分な予習・復習をして講義に出席すること。
実践的教育
該当しない
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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