教員名 : 風間 健宏
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授業科目名
水圏環境学特論
(英語名)
水圏環境学特論
科目区分
ー
博士前期課程科目
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度後期
(Spring semester)
担当教員
風間 健宏
所属
環境人間学究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標13/目標14/目標15
オフィスアワー・場所
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと
対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
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研究科DP
2◎/1〇
全学DP
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教職課程の学修目標
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講義目的・到達目標
【講義目的】
水圏を中心とする陸水環境における物質循環について、生物地球化学的観点から学ぶ。土壌圏・水圏・大気圏のかかわりや、生物活動による物質循環(温室効果ガス・水質形成過程)等について、水文学的観点を踏まえつつ学ぶ。 【到達目標】 現在、顕在化している環境問題についての最先端の研究トピックなどについて、研究手法を含めて理解し、議論することができる。 授業のサブタイトル・キーワード
キーワード: 物質循環、湖沼、水生生物、環境化学
講義内容・授業計画
【講義内容】
関連文献や書籍を通して知識の習得に努める。またフィールドでの実践を踏まえ、観測技術の習得を目指す。適切なデータ解析と自分の見解を加えることを通じ、得られたデータに対する考察の立て方を習得する。最終的にそれらを他者に伝える能力を主にプレゼンテーションによって養う。プレゼンテーション後は質疑応答や意見交換を行い、議論への参加の仕方や議論の進め方を勉強する。 【授業計画】 1. 関連文献読解演習(1):水圏生物学 2. 関連文献読解演習(2):陸水生態学 3. 関連文献読解演習(3):陸水環境化学 4. フィールドでの観測演習(1):物理化学項目測定 5. フィールドでの観測演習(2):採水法、採泥法 6. フィールドでの観測演習(3):プランクトン採集法 7. 試料分析演習(1):栄養塩分析 8. 試料分析演習(2):プランクトン試料の検鏡 9. 試料分析演習(3):プランクトン試料の化学分析 10. データ処理演習(1):時空間データの構造と解析 11. データ処理演習(2):操作実験の解析 12. データ処理演習(3):ベイズ推定を用いた事後確率推定 13. データ処理演習(4):ランダム要因を含めた解析 14. プレゼンテーション資料作成 15. まとめと評価 パソコンの利用:毎回使用予定 生成系AIの利用: 生成系AIの利用については教員の指示に従うこと。課題レポートの作成や事前・事後学習に当たり、事例検索、翻訳等に補助的に生成系AIを使用しても良い。しかし、生成系AIの出力した内容について、事実関係の確認や出典・参考文献を確認・追記することが重要である。 教科書
印刷資料を適宜配布する。
参考文献
都度、講義内で紹介する。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキストや授業内容に関連するウェブサイトなどを事前読み込み(15h)、プレゼンテーションの準備(15h)
【復習】レポート作成(15h)、講義内容の理解を深め定着させるために配布資料等を読み直し(15h) アクティブ・ラーニングの内容
個別のプレゼンテーションによるワークショップを開催し、発表者に対して受講者全員からのコメントや質問などフィードバックする。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】
陸水環境における物質循環を理解し、適切なデータ解析と自分の見解を加えることを通じ、得られたデータに対する考察ができる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上),A(80点以上),B(70点以上),C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。 【成績評価の方法】 受講態度(30%)、小レポートの内容(20%)、プレゼンテーションにおける研究発表の内容と進捗(50%) 課題・試験結果の開示方法
プレゼンテーションに対して全員で質問・コメントし、ディスカッションを行う。
履修上の注意・履修要件
・物理・化学・生物・統計に関する基本的知識を有し、予習復習を確実に行うことが前提となる。
実践的教育
該当しない。
備考
担当教員は湖沼生物学・生態学に関する研究を行っている。この講義は、物理学・化学・生物学・統計学にまたがる、水圏の研究に必要とされる基本的な知識・手法について教授するものである。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。
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