シラバス情報

授業科目名
健康発達特論
(英語名)
Advance Study of Health Development
科目区分
博士前期課程科目、保健体育教諭専修免許(必修科目)
対象学生
環境人間学研究科
学年
学年指定なし
ナンバリングコード
HHHME5MCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
内田 勇人
所属
環境人間学研究科
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標3/目標4/目標8/目標10
オフィスアワー・場所
木曜日、E124研究室。メールによる問い合わせは随時可。
連絡先
オフィスアワー一覧表(ユニバーサルパスポートに掲示)を参照のこと

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
1◎/2〇
全学DP
1-1◎/2-1〇/3-2〇
教職課程の学修目標
目標2:教え、寄り添う力/目標3:協働する力

講義目的・到達目標
【講義目的】本講義は、人間が生涯を健康で豊かに生きがいをもって過ごすことができるための発達環境のあり方に関する知識を得ることを目的とする。
【到達目標】乳幼児から高齢者に至る発達環境のあり方について、考察できるようになることを目標とする。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:乳幼児から高齢者に至る発達環境のあり方について思考できる力を身につける発達科学
キーワード:健康、高齢化、社会、格差、動物行動学、親子関係、種の保存
講義内容・授業計画
【講義内容】本講義では、健康発達に関わる過去、最新の国内外の研究論文を基に、以下の内容について講述する。
【授業計画】
1.健康発達の定義
2.高齢化と健康
3.社会と健康
4.格差と健康
5.動物行動学にみる親子関係
6.種の保存に関する研究
7.人間であること
8.生きがいとは
9.子どもの心の健康発達に関する研究論文
10.子どもの身体の健康発達に関する研究論文
11.子どもの心身の健康発達に及ぼす多世代交流の影響に関する研究論文
12.高齢者の心理的機能に関する大規模follow up研究
13.高齢者の身体的機能に関する大規模follow up研究
14.高齢者の社会的機能に関する大規模follow up研究
15.まとめと評価(到達度の確認)

※生成系AIの利用:
 この授業においては生成AIの利用を予定していないが、学生が利用する場合には参考文献が実在するかなど事実確認を必ず行うこと。

教科書
特に指定しない。適宜、資料を配付する。
参考文献
時実利彦著:人間であること、岩波新書。
イチロー・カワチ著:不平等が健康を損なう、日本評論社等。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】授業に際して指示するテキスト教材の部分を事前読み込み(40h)
【復習】講義内容の理解を深め定着させるためにテキスト教材を読み直し(20h)

アクティブ・ラーニングの内容
採用しない。
成績評価の基準・方法
成績評価の基準
 人間が生涯を健康で豊かに生きがいをもって過ごすことができるための発達環境のあり方について理解し、健康発達特論の概念やそれを取り巻く課題について論究できる者については、講義目的・到達目標に記載する能力(知識・技能、判断力、表現力等)の到達度に基づき、S(90点以上)、A(80点以上)、B(70点以上)、C(60点以上)による成績評価のうえ、単位を付与する。
成績評価の方法
 レポート20%、プレゼンテーション80%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する。
課題・試験結果の開示方法
レポートは、優れた内容のものを講義の中で紹介しながら講評する。
履修上の注意・履修要件
・履修にあたっては、十分な予習・復習をして講義に出席してください。
実践的教育
該当しない。
備考
担当教員は、子どものメンタルヘルス、高齢者の健康福祉に関する研究を行っている。この講義は担当教員の専門分野である健康教育学、公衆衛生学、老年社会科学の学問的基礎部分を解説するものである。
※本学の配布資料等を参照してください。
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。