シラバス情報

授業科目名
経済学 (全学共通科目)
(英語名)
Introduction to Economics (全学共通科目)
科目区分
全学共通科目
対象学生
看護学部/社会情報科学部/経済学部/経営学部
学年
1年
ナンバリングコード
IA9991GCA1
単位数
2.00単位
ナンバリングコードは授業科目を管理する部局、学科、教養専門の別を表します。詳細は右上の?から別途マニュアルをダウンロードしてご確認ください。
授業の形態
講義 (Lecture)
開講時期
2024年度前期
担当教員
伊藤 国彦
所属
国際商経学部
授業での使用言語
日本語
関連するSDGs目標
目標1/目標8/目標9
オフィスアワー・場所
火曜日12:20〜12:50 
研究室 研究棟ⅠA208
連絡先

対応するディプロマ・ポリシー(DP)・教職課程の学修目標
二重丸は最も関連するDP番号を、丸は関連するDPを示します。
学部DP
研究科DP
全学DP
1-2◎/4-1◎/4-2◎
教職課程の学修目標

講義目的・到達目標
【講義目的】生活においても仕事においても、経済・経済学の知識が必要不可欠となっている。この講義の目的は、経済・経済学を知るための鍵となる経済のしくみや各主体の行動について具体的なトピックスを交えて解説することで、経済・経済学に関して関心を深め、経済を見る目を養うことである。
【到達目標】経済・経済学に関する専門用語を交えて、家計や企業の行動、市場や経済のしくみおよび政府の役割を説明できるようになることである。
授業のサブタイトル・キーワード
サブタイトル:役に立つ経済学
キーワード:GDP、インフレ率、失業率、企業、家計、市場メカニズム、政府の役割
講義内容・授業計画
【講義内容】
まず、第1講で「経済学」とはどんな学問かを説明する。第2講〜第4講では、生産、物価、雇用という一国全体の経済状況をつかむのに必要な知識と経済データの見方について解説する。第5講〜第6講では、企業と家計の合理的な行動を説明した上で、非合理な面を考慮した行動経済学の知見を紹介する。第7講は市場の機能と限界について検討する。市場の限界や失敗を補う政府の役割を第8講で論じる。第8講では政府のあり方を巡る論争も取り上げる。全体を通じて、経済学の理論的な説明だけでなく、統計データや資料を用いて現実の経済をどう捉え、問題の原因を解明し、解決策を考える場を提供する。
【講義計画】
1.ガイダンス、第1講 経済学とは?
2.第2講 経済循環と国内総生産(GDP):経済循環のしくみと経済成長率
3.第2講 経済循環と国内総生産(GDP):停滞する経済成長
4.第3講 物価と物価指数:インフレ率とデフレ経済
5.第4講 雇用と賃金:失業と失業率
6.第4講 雇用と賃金:所得格差
7.第5講 企業の行動:株式会社のしくみ
8.第5講 企業の行動:株式会社の行動
9.第6講 家計の行動:経済学における家計(消費者)
10.第6講 家計の行動:家計の行動は合理的か?
11.第7講 市場の機能と限界:理想的な市場の機能=市場メカニズム
12.第7講 市場の機能と限界:市場は万能か?
13.第8講 政府の役割と失敗:政府の役割
14.第8講 政府の役割と失敗:これからの政府の在り方
15.授業のまとめと授業評価アンケートの実施
定期試験
受講者の理解度に応じての進度や内容を調整するので、講義計画に変更があり得る。

この授業では、専門用語や内容に関して他の媒体と合わせて生成系AIを利用して調べることを推奨する。積極的に利用することによって、生成系AIの意義と限界を自ら探って欲しい。
教科書
講義でレジュメのプリントを配布するとともにユニバーサルパスポートにPDFファイルをアップする。
参考文献
1)デーヴィッド・A・メイヤー[著],桜田直美[訳],『アメリカの高校生が学んでいる経済教室』,SBクリエイティブ.(図書館にあり)
2)授業の中で紹介する。図書館にたくさんある経済学の入門書の中で、自分にあった本を選ぶとよい。また、WEBにおいてもわかりやすく解説したHPが数多くある。
事前・事後学習(予習・復習)の内容・時間の目安
【予習】事前に配布する講義レジメのプリントを見て、専門用語などを参考文献やネットで調べておく。(1回の授業当たり2時間)
【復習】授業後にもう一度プリントやノートを見直して、授業の内容をしっかりと理解して現実の問題に適用してみることによって自分のものとする。(1回の授業当たり2時間)
アクティブ・ラーニングの内容
授業中に質問するので、積極的に回答・発言する。授業への参加姿勢として成績評価の対象とする。
成績評価の基準・方法
【成績評価の基準】経済・経済学に関する基本的な専門用語を説明でき、経済や市場のしくみと各主体の行動について計算問題を解いたり、論述したりすることができる学生に単位を与える。その到達目標の達成度に応じてSからCで成績評価をする。
【成績評価の方法】期末試験100点で評価するが、授業への参加姿勢(授業での質問への回発言発言など)を1回1〜3点のポイントとして80点に達するまで加点する。試験ではテキストやノートなどすべての持ち込みを不可とする。
課題・試験結果の開示方法
定期試験については、採点後にユニバーサルパスポートで模範解答と講評を掲載する。
履修上の注意・履修要件
・経済に関する新聞記事やニュースに関心を持つ。スマホのニュースアプリでもよい。

実践的教育
該当しない。
備考
英語版と日本語版との間に内容の相違が生じた場合は、日本語版を優先するものとします。